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リングの貴公子 アレクシス・アルゲリョ


私が少年時代に一番、驚異的に思えた中量級ボクサーがアレクシス・アルゲリョでした。

フェザー級で身長177センチ、やせぎすで端正なクラーク・ゲーブルのようなマスク。

全然強そうに見えなかったが、この動画フェザー級チャンプとして来日し当時、東洋で無敵だったロイヤル小林と防衛戦をしますが子供扱いしボディフック1発でKOしてしまう。

試合前はロイヤル有利の声もありましたが彼のパンチはまともにアルゲリョには1発も当たらないというか当てさせなかった。

後にロイヤル小林はJ・フェザー級に階級を落として世界チャンプになりますが、またも歴史的強豪ウィルフレド・ゴメスと対戦してとんでもない目にあいます。

まるで氷の塊で殴られてるみたいと小林さんは証言しています。

今、帝拳ジムホルヘ・リナレスというベネズエラ出身の攻防兼備のチャンプ(フェザー、S・フェザー2階級制覇)がいるんですが、彼のファイトを見るたびこのアルゲリョを思い出すんです。
要は男前で、ハードパンチを持った女性人気の高いボクサーということであります。

今年、残念なことになりましたがニカラグアが生んだ3階級制覇した英雄のことは世界中のボクシングファンが忘れる事がないくらい素敵なプロボクサーでありました!!!