気ままに気楽に

今日も息をしています

1970年代ボクシング

奇跡の番狂わせ男  レオン・スピンクス

ボクシングという格闘競技は他の団体スポーツなどと違いあまり番狂わせの起きない競技である。 サッカーとか野球とかという集団スポーツというのは戦術や作戦で明らかに力が劣るチームが時折、番狂わせを起こす場合がありますがこの個人競技に番狂わせはあ…

ケン・ノートン

久々の格闘技の記事で海外ボクサーの記事でもある。 このケン・ノートンというヘビー級の強豪選手は個人的に言えば全盛期の時代が不幸で、例えば今の時代に出現していたらスーパースターになっていた可能性がある。 1970年代の世界のプロボクシングといえば…

戦慄のレフトフッカー  ボブ・フォスター

ボブ・フォスターは1970年代のL・ヘビー級時代に無敵を誇った強豪王者で連続14度防衛の記録は当時としては全階級を通じてもJ・ルイスの25回連続防衛の次に多い記録として燦然と輝いていました ただ1970年代当時はL・ヘビー級のリミットが約79kgでそれ以上が…

早熟の天才  ウィルフレド・ベニテス

Wilfredo Benitez KO Hope ウィルフレド・ベニテスというボクサーは1976年?だったか当時の難攻不落のチャンプだったJ・ウェルター級のアントニオ・セルバンテスを若干17歳できわどい判定で下した天才ボクサーです。 ボクシング史上最年少の王者とし…

ピンポイントパンチ 黄金のバンタム カルロス・サラテ

カルロス・サラテ VS アルフォンソ・サモラ (1977年) 一般的に黄金のバンタムといえばボクシングファンの中ではエデル・ジョフレを思い浮かべます。 一説には漫画『あしたのジョー』の無敵のチャンプ、ホセ・メンドーサのモデルになった選手とも云われてい…

世界のカンムリワシ  具志堅用高

具志堅用高 VS ファン・グスマン (1976年) 具志堅用高が初めて世界選手権を奪取した時は正直ビックリしました。 この当時1976年に具志堅がL・フライのタイトルを奪取するまで約2年間、日本の世界チャンプは皆無で確か世界挑戦も10連敗くらいしてい…

スモーキン・ジョー・フレーザー

Ali vs Frazier I, Round 15 クリックしてね↑ スモーキン・ジョー・フレーザーは1960年代~1970年代にかけてヘビー級で活躍した名ボクサーです。 ボクシングの格言にリングの中で逃げ回る事は出来ても隠れることは出来ないという言葉があります。 た…

ウィルフレド・バズーカ・ゴメス!!

Wilfredo Gomez vs Royal Kobayashi 2/2 中南米といえばもう最近では移民のアメリカ国籍の混血ボクサーにしても何にしても軽中量級の人材の宝庫です。 最近の1990年代~2000年代でいえばオスカー・デラ・ホーヤ、フェルナンド・バルガス、マルコ・ア…

戦う宣教師 ビッグ・ジョージ・フォアマン

1973 | George Foreman vs Joe Frazier I 一般的に若いボクシングや格闘技ファンは1980年代のマイク・タイソンがヘビー級でKOアーティス トというか、KOパンチャーのイメージを持ってるかもしれませんが、我々40代以降の中年の人間でボ クシング・…

石の拳 ロベルト・デュラン

Legends Roberto Duran vs Pipino Cueves -Jan. 1983 ロベルト・デュランVSホセ・ピピノ・クエバスの映像がやっと観れるなんてホント、ユーチューブ動画はありがたいもんである。 この試合当時、クエバスはハーンズに2RTKO負けしたとはいえ、まだまだ…

逆転の貴公子 大場政夫

大場政夫vsチャチャイ・チオノイ 大場政夫選手死亡 私のボクシング好き、及びボクシング観戦歴は大場政夫選手にて始まります。 今、ハンカチ王子とかハニカミ王子とかいろんな王子がいますが私にとっての真の王子様は大場政夫選手なのであります。 とにかく…

リングの貴公子 アレクシス・アルゲリョ

Alexis "El Flaco Explosivo" Arguello vs Royal Kobayashi (part 2) 私が少年時代に一番、驚異的に思えた中量級ボクサーがアレクシス・アルゲリョでした。 フェザー級で身長177センチ、やせぎすで端正なクラーク・ゲーブルのようなマスク。 全然強そうに…

リングの貴公子 永眠

ニカラグアの英雄、元3階級制覇の名チャンプ、アレクシス・アルゲリョが昨日ピストル自殺したそうだ。 今年1月に、首都マナグアの市長になり心身ともに疲れ果てていたそうだ。 中南米の政局の安定していない国の政治家なんてゆうのは日本の政治家なんて比…