気ままに気楽に

今日も息をしています

20世紀の最強のヘビー級キックボクサー


ピーター・アーツ、彼の噂は格闘技雑誌や正道会館サイドの情報でオランダで世界1のヘビー級キックボクサーが居るという触れ込みでしたが、過去にモンスターマンやランバージャックなどのアメリカのプロ空手家でさんざん懲りていたので、正直眉唾ものでした。

しかしTVの深夜放送でアーツの動くファイトシーンを観た時は驚愕でした。

いわゆるパンチャーではなく、ハイキックで相手を倒すタイプなんですがこのハイキックは見えない角度から飛んできてるようで喰らった相手は見えていないようだ。

以前の仕事で、町道場の空手初段の若者と知り合いになったのですが、達人レベルの空手家になると拳ひとつ空いた至近距離でハイキックを打てるので、格闘の心得のある人間でもその予備知識がないと見えない角度でハイキックを喰らうのでえらい目に会いますよってなことをいっていたが。。。

プロのハイレベルなリングの中でそれをたやすく実践するピーター・アーツは紛れもない本物で19990年代最強のヘビー級キックボクサーの一人だったでしょう。

40歳近くなって最近はさすがにスピードはなくなったが、それでも2流どころとか他種格闘技の猛者がキックボクシングルールで臨んでも絶対勝てないK-1という競技のシンボル的存在である。