気ままに気楽に

今日も息をしています

ジャックスの世界/ジャックス

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マリアンヌMarianne ジャックスJacks



からっぽの世界Vacant World ジャックスJacks

1. マリアンヌ
2. 時計をとめて
3. からっぽの世界
4. われた鏡の中から
5. 裏切りの季節
6. ラヴ・ジェネレーション
7. 薔薇卍
8. どこへ
9. 遠い海へ旅に出た私の恋人
10. つめたい空から500マイル

さてジャックスのファーストアルバムであります。もうそろそろファースト特集も終焉を迎えつつあります。。。邦楽がかなり弱いもんでして。。。

ジャックスは数年前、ゴールデン・カップスの再評価と似た感じで20数年前1980年代半ば頃にレコード再発とともに当時のネオGSブームと相まって再評価を受けてた記憶があります。

当時、私は行きつけの神戸元町の中古レコード店主(本人はマーク・ボランのつもりだがオノ・ヨーコ似)にジャックスはGSなの?と聞くと私より一回り以上年長の店主曰く、全然違うGSはアイドルの延長みたいなもんやがコイツらはROCKやったでと云われた。

確かに同時期のGSとは全然、音も違うし作詞作曲も自分たちで手掛けていたから成程アイドルなんてもんじゃない。

個人的には10年早く出てきた日本のアングラバンドだと思う。

今でもフルで聴くには体力、知力を要求され黒人の戦前ブルースなんかを聴くしんどさと違って、日本語でダイレクトに伝わるので逃げ場がなく、まるでニュートラルコーナーに追い込まれたKO負け寸前のボクサー状態になるほど、疲れるのである。

それほど楽曲と早川義夫の鬼気迫るヴォーカルがリスナーに覆いかぶさってくるのである。

しかし歌詞がすごいインパクトがあったので学生時代、遊んでたバンドでオリジナル曲を作る際にちょっこと借用させてもらいましたよん ♪