気ままに気楽に

今日も息をしています

最強  高田延彦


高田延彦は勇気のある男気のあるプロレスラーだったと思う。

第1次UWFのときには、前田日明とドン・中矢・ニールセンの試合で勝った前田に飛びついて喜んでいた無邪気な表情が忘れられない。

第2次UWFも前田のリングス、高田のUWFインター、藤原組、後に船木らがパンクラスを起こすといった形で分裂してしまうが、一番Uインター時代の高田が師匠のアントニオ猪木のやっていたプロレスに近い形のプロレス最強幻想を全身で演じていたように思えます。

弟子の安生洋二が馬鹿な道場破りを敢行したために最終的に不慣れなヒクソン・ルールで試合をするはめにになってしまい、2敗地にまみれ、当時のプロレスファンや猪木からコキおろされていたが、じゃ他の名のあるプロレスラーはヒクソンに前田以外、挑戦の意思を示さなかったではないか!!

動画はUインター時代の彼のベストファイト、北尾戦である。

軽く振ったハイキックが見事北尾の首に命中している。こういう軽く振りぬくキックって一番効くんだよなあ~。

約束事であったとはいえ見事でした。
この当時の彼のローキック・ハイキックはスピードがあるし破壊力もかなりあったように思う。

ヒクソンにもこのキックをぶちかましてほしかったなあ~。
プロレスラーなんだからメチャクチャしなくちゃー。

そういう真剣勝負の場で相手の戦い方に合わせてしまうのがいい人というのか、ある種いいプロレスラーだったのかなあーと思ったりもします。