気ままに気楽に

今日も息をしています

神様   カール・ゴッチ


プロレスの神様カール・ゴッチ本名(カール・クラウザー)は日本マット界、特に猪木、新日本プロレス

UWF等の馬場の全日本以外の格闘プロレスに多大なる影響を与えた名レスラーと思います。

私自身、ゴッチは初期の新日本で猪木とかの対戦くらいしかリアルタイムで観ていませんが、全盛期は相

当に強く、いわゆるアメリカ・マットに渡って試合をしてもワーク(簡単に言うと負け役ね)をしないレス

ラーで対戦相手から恐れられ、かつプロモーターから嫌われ干されていたらしい。

猪木との対戦とか観てもそんなに柔軟性は感じないんですが、ナチュラルに体が硬質で強く力強さはすご

い感じましたね ♪

UWFの若きレスラー達もそのゴッチズムというんでしょうか、いわゆる激しいリアルな格闘プロレスを

標榜し彼を師と仰ぐレスラーも多かったと思います。

前田日明が英国修行中の際に、ゴッチの事務所に訪ねて行ったときにドアをノックしたら中から『かまへ

ん』って声が聞こえてキョトンとしてたらゴッチ氏が笑いながら部屋に招き入れたそうです。

どうやら『COME IN』って言ったのを空耳したらしいのです(笑)

ゴッチ氏は本当にプロレスに真剣に取り組む若者には優しく、そして指導は徹底的に厳しかったそうです。

又、リングを降りると紳士で常に高級スーツを着こなし葉巻をくゆらしていたそうです。

間違いなくこの人がいなければアントニオ猪木や後の格闘プロレスや日本における総合格闘技の隆盛はな

かったと思われます。

有名なシュート・サイン(親指を下に向ける仕草)は、カール・ゴッチが対戦相手に本気でいくぞって時に

出していたそうですね。時々異種格闘技戦やプロレスの試合でもそういう仕草を観ましたがドキドキした

もんですね ♪