THE ROLLING STONES ROCK AND ROLL CIRCUS part2
歴史的オムニバス・ライヴの第2弾です。
ディズニーのテーマ曲?みたいなOVER THE WAVESとかタジ・マハールのAIN'T THAT A LOT OF LOVEやマリアンヌ・フェイスフルのFIRE EATER AND LUNAはユーチューブに動画がなかったので紹介しません。
このマリアンヌ・フェスフルの透明な浮揚感っていうのは何ともいえんモノがあります。
M・ジャガーが1960年代半ばにAS TEARS GO BYを歌わせたのもうなずけますわ。
基本、ストーンズの曲というのは上手く歌える人が歌うとイマイチでどちらかといえば音程が不安定な人がカヴァーする方がシックリくることが多くそういう意味ではこの人はうってつけの様な気がします。
そしてこの映像を歴史的にさせているダーティー・マックの登場です。
YER BLUESってオリジナルなのかそれとも伝統ブルーズの曲なのかな?
いずれにせよ、物凄いバトルでありジャム・セッションです。
キース・リチャードが意外にベースをしっかり弾いているのがなんともいいというか。
ジョン・レノンの前では弾きまくるクラプトンもまあ弾きまくってるのだがジョンの迫力が凄くて彼のギターも地味に感じるほどです。
個人的に彼のシャウトというかヴォーカルはロック史上でも屈指の存在だと思ってるのでこの映像の綺麗なモノを観た時は鳥肌が出ましたよ。
ずっと存続していたら宇宙1のバンドになっていたでしょう(笑)
この時期はかなりジョンがビートルズから離れてキースとかとジャムってる時期だと思うのですがひょっとしたら一緒にキースやミックとバンドをしたかったのかもと妄想を抱かせる雰囲気です。
ストーンズはブライアン・ジョーンズがどうにもならん状況だったし、ビートルズは実質バンド解散状態だったので、キース・リチャード、ジョン・レノン、ミック・ジャガー、エリック・クラプトンでバンド結成を画策してたりとか(笑)
とにかくロック・ファンに色んな楽しい妄想をかきたててくれる素晴らしいグワ~ンとしたライヴ演奏であります!!