気ままに気楽に

今日も息をしています

TOMMY the who

http://www.youtube.com/embed/uORRyeR6Tfk










1,序曲
2,イッツ・ア・ボーイ
3,1921
4,すてきな旅行
5,スパーク
6,光を与えて
7,クリスマス
8,従兄弟のケビン
9,アシッド・クイーン
10,アンダーチュア
11,大丈夫かい
12,フィドル・アバウト
13,ピンボールの魔術師
14,ドクター
15,ミラー・ボーイ
16,トミー、聞えるかい
17,鐘をこわせ
18,センセーション
19,奇蹟の治療
20,サリー・シンプソン
21,僕は自由だ
22,歓迎
23,トミーズ・ホリデイ・キャンプ
24,俺たちはしないよ

このアルバムはザ・フーの1969年に発表された傑作コンセプト・アルバムです。

個人的にはポピュラー音楽における最高峰のコンセプト・アルバムだと思います。

前にもワタシこのブログで少し書いたのですが、まあ写真の分は再発のCDなんですけどコレのレコードにたどり着く道のりは険しかったなあ~。。。。。

1980年代初頭といえばビートルズストーンズは我が街神戸の三宮や元町の中心街に出ればとりあえず国内盤でも輸入盤でもご丁寧に初期の英国盤や米国盤のダブル・リリースも全部購入出来ましたお金さえあれば。

ただこのフーとかキンクスはそういうややこしい発売のされ方をされていないバンドなんだけどどこのレコード店に行っても大してその2大バンドと比較してもラインナップが手薄でましてフーなんかファーストやセカンドが事実上廃盤状態でした。

でしょうがねーから『トミー』でも買ってみるべって買ったらJ・ニコルスンやT・ターナーが出演してたK・ラッセルの怪作映画のサントラ盤だったのでガックシでした。

それから数年後ようやく元町でビート系バンドに強い中古レコード店にて購入する事になります。

フーのパブリック・イメージは何と言っても破壊者のような力強い爆発力のあるサウンドなんだけどココにはあまりそういう楽曲はありません。

ただこういうアルバムがあるからこそこのバンドは20年近く第一線で活躍出来たような気が私はするんですね。

もちろんLIVEになるとこの割とおとなしめな楽曲群も物凄いパワフルな曲に変身しますけどね。

映画を観ても歌詞世界においてもこのトミー少年の様な現実って無い事はないような気がします。

人間、絶頂期の時に浮かれポンチになっていたら後々に痛い目にあうよってメッセージは不変な気がします。

私自身、バブル時代にソレなりに浮かれていましたけど今は見事に落ちてますもんな~(笑)

でもまあ気楽に肩に力を入れずに生きていけばこの主人公の様に最後にはナチュラルなニュートラルな自分になれるやろうとえー加減に思ってたりもします。

この作品はピート・タウンゼントの才能が爆発したビートルズストーンズとは違う、いや彼らの音世界にはない新たなザ・フーというバンドのドラマティックな部分が結実したポピュラーの歴史的名盤だと確信しております!! 

13の曲は一時、高校の頃毎日聴いてたしギターをかきむしりながらがなってましたなあ~。

バンドではカヴァーしなかったというかさせてくれなかったんですけどね。。。。。(泣)