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今日も息をしています

極真空手総裁    大山倍達


この映像は私の地元神戸出身の当時元ヘビー級チャンプの空手家、中村誠が893ともめて傷害事件になった頃の大山総裁の訓話だと思うのですが異様な説得力があります。

この人は劇画やアニメ等で1970年代に梶原一騎の手によってより神格化されたイメージがあってどこまで真実かどこまでリアルか実体が分からない処があります。

ただこの人の人生というか歩んできた道は常人には計り知れない凄まじいモノだったと想像出来ます。

まず空手という競技自体が野蛮で粗野で結局は柔道には勝てないっていうイメージが黒澤明の映画『姿三四郎』なんかで植えつけられていたのを変えていった事が大きいなあって思ったりします。

そして海外に渡ってケンカ修行と称し野試合や公式記録には載っていませんがボクサーやプロレスラーに連戦連勝してヒクソン・グレイシーも真っ青の不敗ぶりを誇ります。

ただヒクソンもそうなんですけど、その対戦相手がどのくらいのレベル?だったのかが疑問ではありますが。

ヒクソン・グレイシーの400戦無敗なんてキャッチフレーズなんかもこの人のイメージから日本の格闘技マスコミが頂戴したような気がするんですけど、もちろんヒクソンも大山さんも決して弱い格闘家ではありません。

何年か前にこの人の自伝的な韓国の映画がありましたがあまりに俳優がしょぼくて全然内容も伴っていないつまらない映画でした。

この人とか力道山朝鮮半島出身の朝鮮人ですが日本の為に日本人として太平洋戦争にて命を張り、戦後は空手こそ最強とある種日本に元気を与えた素晴らしい人格者ともいえます。

昔、大阪で絶頂期の横山やすしが大阪のとある北新地とかの高級ラウンジにてこの人に酔っぱらってケンカを吹っかけたそうです(笑)

お付きのママさんとかにまあまああの方は道場をいくつも持ってるお偉い方なのよとかってその場をやり過ごしたそうですが多分翌朝、シラフになった時に肝を冷やしたんでしょうね(笑)

極真ケンカ空手っていうくらいなので実際閉鎖されたそういう店の中とかでのケンカとか路上でのストリートファイトは恐らく無敵だったと思われます。

競技として地上最強かどうかは正直よく分かりませんけどただ世界各地に支部があって彼が亡くなってから分派して弱体化したといっても未だに最大規模を誇る空手団体の基盤を築き上げたっていう実績は凄いと思います。

そして対人間では飽き足らず、牛とか虎、熊にどうすれば勝てるかって常に考えていたのは常人では計り知れない超人的感覚です。

実際、牛を倒してるのですから相当な馬力があった格闘家だと想定出来ます。

よく実力測定のしづらい公式な実戦記録不明な格闘家って揶揄される人ですけど前田日明も云ってましたけどそうやって少年少女に夢を与えた格闘家にそういう批評は失礼だと思います。

地上最強の空手、極真空手の総帥大山倍達は偉大な格闘家です!!押忍!!

下の動画を観ればかなり強かったんだろうなあ~ってマジに思いますね!!