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今日も息をしています

キックの鬼 沢村忠

YKKといえばジーンズのファスナーに書かれてあるメーカーですが、私らの同世代の格闘技ファンならば1970年代のキックボクシング中継のメイン番組スポンサーというイメージがあります。
 
そしてその番組の主人公が東洋ライト級キックボクシングチャンプ、沢村忠であったと思います。
 
正直、打たれ強い印象はありませんが攻撃力、特に足技というかローキックとかミドルキックは破壊力抜群で効きそうなキックを放っていたと思います。
 
必殺技、真空飛びひざ蹴りはかなり実力差のある相手にしか繰り出さないか対戦相手がかなりダメージを負ってる時を見計らって繰り出していた記憶があります。
 
確か同じ階級で対戦相手が居なくなったので2階級くらい大きいミドル級のムエタイチャンプと対戦した筈でしたけどさすがにミスマッチで秒殺されていた記憶があります。
 
今のいわゆる首相撲や肘打ちのない分かりやすいルールの立ち技格闘技K-1もこの人の出現がなければ存在しなかったかもしれません。
 
突然、ブラウン管から姿を消したのでパンチドランカー説、奥さんを電話のコードで首を絞めた為精神病院にて廃人状態であるとか色々な都市伝説めいた噂のあった人ですが現在も健在で元気に元々空手出身者なので町道場にて空手を指導しているみたいですね。
 
だけど当時、不思議だったのが生放送だったと思うんだけど、30分放送で3分5Rのルールで最終Rまでいくと読売ジャイアンツの中継みたいに尻切れトンボになる筈が3Rか4Rで仕留めていたことである。
 
ディレイ放送か再放送だったのかな??なんにせよプロレスのエース並に強い負けない格闘家でしたね