映画、『
野性の証明』は当時の邦画界で一番製作費をかけた大作として前評判も高く又映画の内容も好評だったような記憶があります。
ストーリーの方は濡れ衣のような大量
殺人罪に問われていた
高倉健が実際の処、犯人かどうか本編では分からないんですが、何ともやりきれん男の哀愁を漂わせてハードボイルドな演技をみせてくれます。
薬師丸ひろ子もこの映画で鮮烈デビューしますが
土人の子供にしか当時見えませんでした(笑)
この映画は当時クラスメートと劇場で観に行く予定にしてて風邪をこじらしてしまい観に行けなかつた痛恨の一本であります。
後にTVで観て大スクリーンで観たかったなあ~って思った映画でした。
男とはつらくても、悔しくても耐えて忍んで黙ってそして実行する時には迅速にぬかりなく生きていかなきゃいけないんだって事を
健さん演じる元
自衛隊員、味沢が教えてくれた極私的名画の1本です。
敵役の
自衛隊の戦士、
松方弘樹との対決もスリリングで最近のCGばっかりに頼り切るヘナチョコ邦画より何倍も面白いアクション映画としても楽しめましたね