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パウンド・フォー・パウンド 天才ロイ・ジョーンズJr

 
天才ボクサー、ロイ・ジョーンズJrはあらゆる格闘技の選手が一時憧れた選手です。
 
全盛期のL・ヘビー級時代のボクシングはまさに変幻自在で相手はほぼ彼の見えないパンチによってマットに沈められていたと思います。
 
この動画の試合なんか両手を後ろに隠していないいないバー状態から一発のフックを叩きつけてKOしています。
 
この選手が歴史的に評価されているのは今から100年近く前にミドル級チャンプだったB・フィッシモンズという強豪選手が20キロ以上は体重差のある当時のヘビー級チャンプを倒して世界チャンプになって以来の元々ミドル級(70キロ)のボクサーが100キロ超あるヘビー級のチャンプに勝ってしまったことである。
 
コレは現代ボクシングにおいて奇跡に近い神技です。
 
当時の相手のヘビー級チャンプはJ・ルイスといってあまり強いチャンプではなかったですが相手は100キロ超でジョーンズは85キロ前後で対戦し、スピードとパワーで圧倒して明白な判定勝ちを収めます。
 
リングサイドで観戦していた対抗団体のヘビー級チャンプ、L・ルイスも顔面が硬直してた様に記憶しています。
 
この動画のパンチはアリがS・リストンとの第2戦で1発でKOに葬った通称マジックパンチと似ています。
 
こういう見えないパンチが当たると余計にダメージがあるみたいですね。
 
最近は負けが込んで低迷していますがこのボクサーはボクシング史上永遠に語りつかれる偉大なボクサーであることには変わりないです!!