Some Girls/THE ROLLING STONES
1. ミス・ユー | |
2. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン | |
3. ジャスト・マイ・イマジネーション | |
4. サム・ガールズ | |
5. ライズ | |
6. ファーラウェイ・アイズ | |
7. リスペクタブル | |
8. ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン | |
9. ビースト・オブ・バーデン | |
10. シャッタード |
1978年に発表したR・ストーンズのアルバムです。
当時はパンク・ニューウェイヴの嵐が吹き荒れ、若手のその系統のバンドから尊敬されていたバンドはザ・フーやキンクス、スモール・フェイシズ、ストゥージーズ、ヴェルヴェツなどいわゆるパンクの初期衝動とか爆発的なパワーや圧倒的な存在感を示して、そんなに商業的に成功はしていないバンドがパンクのゴッドファーザーっていわれていたりした時代でした。
そういう逆風の中で現役大物おっさんバンドで一番、パンクの攻撃対象にあったのがストーンズである(但しキース・リチャードだけは例外とされた)。
このアルバムではこのバンドの機を見るに付け敏な猪木的な感性が発揮されます。
1の曲はストーンズ風ディスコ・ナンバーである。
ローリング・ナイトフィーバーである(笑)
2、5、7、10はパンクに対しての彼ら流の答えというかサラリとこのくらいの音を出そうと思えば出せるんだぜ小僧たちよ!!
俺たちやビートルズもデビュー時はパンクみたいなもんだったんだよってな余裕のヨッチャンなプレイぶりが楽しめます。
8の曲は何ともいいですなあ~!!
この前年、カナダで麻薬不法所持のカドで牢獄にぶち込まれたキース・リチャードはその罪を償うために慈善チャリティ・ライヴをして釈放されたんだっけ?
確か当時のカナダ首相夫人がお気に入りだったとか?
非常にえー話でありますな!!
オジン・ロック・バンドといわれてもまだまだお前らパンク小僧に負けへんで~ってな雰囲気とアルバム・ジャケも女性蔑視丸出しのある意味ストーンズらしいアルバムといえますな