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日本人初のムエタイ王者 藤原敏男

現代の総合格闘技やキックボクシングを考える上で藤原敏男は絶対に外せない選手です。
 
1970年代初頭に沢村忠、富山勝治等が活躍した一大キックボクシング・ブームがありましたが彼らでも本場ムエタイのチャンピオンには勝てることなくもちろん強かったですけど引退しました。
 
その後、梶原一騎が新興格闘技団体、極真空手新日本プロレスと提携して格闘技ブームが起きるわけなんですけど、この藤原選手は日本人初の本場ムエタイのチャンピオンになった格闘技史上に残る名選手です。
 
実際、USAのマーシャルアーツチャンプ、ベニー・ザ・ユキーデと同じ階級(ライト級)だったので対戦の可能性があった訳ですがベニーが対戦を拒んだ様ですね。
 
ローキック、ミドルキック、パンチの破壊力が凄まじく、ボクサー上がりの選手とか次々とマットに沈めて日本格闘技中量級のエースであの猪木と対戦したW・ウィリアムスにも技術指導してそんなパンチやキックでは猪木に勝てないと叱咤激励したともいわれています。
 
最近は藤原祭りと称して年に一度、大好きなお酒を飲みながらサヤマサトル、藤原喜明おちゃらけたプロレスごっこの様な興行に出ているおっちゃんですけど、全盛期は眼光鋭い日本が誇る素晴らしく強いキックボクサーでしたね ♪