河島英五 人類
1,何かいいことないかな (4:39)
2,ひとりごと (2:59)
3,てんびんばかり (6:40)
4,バイ・バイ・バイ (2:41)
5,うたたね (1:18)
6,酒と泪と男と女 (3:32)
7,さよなら (4:30)
8,かけがえのない人 (6:18)
いつの頃かこのアルバムの中の代表曲の6なんていうのはカラオケ・スナックが隆盛を極めた1970年代半ば頃からサラリーマン、肉体労働者、若者問わずカラオケの定番アンセムソングになっていました。
それは何ゆえか。。。。個人的には私は全くの私見で申し訳ないんですが、基本男の奴なんていうのは弱いと思うのです。
その弱いうえ、強がったり見栄を張ったりエーカッコしいしたり、女性の前で粋がって見せたりクールなふりをしたりETC・・・・・・・・・・
この曲はいわばそういう男の女々しさと本音を歌詞に乗せた曲なので多くのリスナーに支持されたんだろうと思います。
私はあまり河島英五がどういう生い立ちでどういうシンガーかそんなに知りませんけどこういう後世に語り、歌い継がれる曲を情感たっぷりに歌えるというだけで信用出来るというか大袈裟に言っちゃうと戦前世代の美空ひばりや北島三郎なんかの歌詞や歌に感銘するものに匹敵するものがあると個人的には思います。
ひばりさんとかサブちゃんの歌は音痴がカラオケで歌うと非常につらいもんがあるんですが、この曲は音痴が歌っても味があってヨシって処も勝手ながら良いところだと思うんです。
このアルバムは1975年に発表された彼氏のファースト・アルバムで1の曲とか他にも佳曲がある結構、聴きごたえがあるアルバムです。。。。。