BABYLON BY BUS/BOB MARLEY&THE WAILERS
1. Positive Vibration |
2. Punky Reggae Party |
3. Exodus |
4. Stir It Up |
5. Rat Race |
6. Concrete Jungle |
7. Kinky Reggae |
8. Lively Up Yourself |
9. Rebel Music (3 O'Clock Roadblock) |
10. War/No More Trouble |
11. Is This Love |
12. Heathen |
13. Jamming |
私の悪い癖ですが昔から何か没頭するものが出来た時にコレで終わろうと決めてから何というか続けるフシがあります。
このブログの場合はこの1978年に発売されたLIVE盤の次の作品の記事をレヴューしてこのブログは閉じようと思ってます。
何でも人生でもドラマでも映画でもラストは来るのである。
このブログの場合、次作で終わりである。
私は子供の頃から常々、人間の根源のモノって何なのだろうって妄想するフシがあって例えば映画『2001年宇宙の旅』でまだ言語を持たない地球の類人猿が集落で諍いを始め出して1匹の猿が投げた骨が宇宙船に変わるってシーンがいつも思い出されるんだけど、あのシーンには私的解釈ですが、S・キューブリック曰く太古の昔から人類は争い事が本能として好きで、武器や戦争なんてのは残念ながら終焉を迎える事はないというメッセージのように思えます。
じゃあ人類が言葉を持たないウーウーアーアーって叫んでるレベルの時代から音ってのは存在していたはずで類人猿も木の切れ端や骨、石などで音を出してる筈なのだ。
その後、言語が生まれ文字を書くようになり活字が誕生したと思うのだ。
つまり音楽、音を楽しむってのが食う、寝る、生殖、息をするといった最低限の生きる営み以外の娯楽の最初期の文化がとくに打、叩く行為での音だったと思うのだ。
さてこのLIVEですが傑作『LIVE!』程の力強さは感じられませんが、2の曲の様なパンクに賛辞を送ってるある意味、精神性で一番パンクに影響を与えた男の懐の深さを感じます。
5の曲は同時期に英国発の?スカバンドで同じような曲をラジオで当時聴いた記憶があって何ともユニークな曲である。
10はB・ディランの30周年記念コンサートでアイルランド出身の禿げ女シニード・オコーナーが観客のブーイングに耐えかねて歌詞を間違えて歌った名曲である。
はっきりいって自分のまねいたトラブルで御大のLIVEでそんな曲歌うなよ馬鹿たれめ!と当時は思った。
DVD化にならんのはこのシーンが問題視されとんのかの~。
まあともあれやはりこの人が歌ってこそ様になる強烈な名曲です。
いつもB・マーリーを聴く度にフト、自分とは人間とはって考えてしまうのはやはりこの独特の打楽器のリズムからきてるかもしんないね ♪
しかしこのバス、ほんま楽しそうやなあ~俺もこんなバスに乗って南の島に移住して余生を過ごしたいぞい!!