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続 荒野の用心棒

昔、10数年前にビデオチェーン店で店長なんてしてた時に先輩の店長(私より一回り近く年長)とかと一番今までみた映画で印象に残った映画って何ってな話になった時に私は真っ先にDJANGOや!!と叫んでしまいました。
 
コレは1966年に発表されたいわゆるマカロニ・ウェスタンで1964年に黒澤明の用心棒を西部劇風にリメイクした傑作『荒野の用心棒』と何の繋がりもありません。
 
この映画、子供の頃にTVの洋画劇場で何度か観た記憶があるのですが、当時のイタリー映画のしかも西部劇ってのは残虐描写が売り物で目を背けたるシーンのオンパレードでした。
 
この映画以外にもタイトルとかは忘れましたがイタリー製マカロニウェスタンの残虐描写の激しい映画は幾つか存在していた様に記憶します。
 
私の父がよく西部劇はアメリカのやつはイマイチでイタリー製がエゲつなくてえーんやってよく好んで観ていましたね。なんとなくその気持ちが分かります。
 
セルジオ・コルブッッチってこの映画の監督なんてセルジオ・レオーネのパチモンみたいな名前ですけどこの映画の耐えて耐えて忍んで、最期は壮烈に悪漢を掃射する爽快感は他の映画にはなかなか見られないし、屈指のモノがあると思います。
 
クエンティン・タランティーノや日本の東映実録モノ映画、北野武,、1970年代のPUNKロックなどあらゆる後世の映画監督や映画、音楽に影響を与えた愛すべきBムービーだと個人的には思うのですね ♪