ひき潮 矢沢永吉
1976年に発表されたこの曲はオリジナルアルバムには未収録みたいです。
数ある矢沢永吉のバラード曲の中でも屈指の作品と言われています。
キャロルを結成する前のヤマト時代から出来あがった曲らしいですね。
この人はもちろんメインストリームの中で一生懸命日本語ロックってのを模索し続け構築していった才人であると個人的には思います。
昨年だったかな?本人がCS放送のインタビューの中でキャロルでデビューしたものの世はフォーク・ブーム、シンガーソング・ライター・ブームで自分達の様な泥臭いロックなんてモノはまるで世間的には受け入れられてなくてno thank you状態だったそうである。
キャロル時代でもTVとかに出演するといってもファンはもう暴走族やらヤンキーばっかりでむつくけき男のファンばっかりでまるで色気のないLIVEだったらしいのである。
正直、私もそんなに気合いを入れて聴いた記憶が無くただ兄が町内を占めるチャンピオンのワルガキ番長だったので好んで聴いていたので自然に耳に入った程度である。
そんな兄みたいなロックを分かっちゃいないケンカ自慢の馬鹿者が同年代でも好きだったことが多くてあまり積極的には聴いていないけどメロディメイカーとしての才能はキャロルを解散してから1980年代後半までの間、如何なく発揮されます。
この髪型と面構えに皮ジャンがコレから音楽界の天下をとってやるぜ!!ってなギラついた表情で何ともGOODですね ♪