気ままに気楽に

今日も息をしています

ニキータ

読売巨人軍の投手、桑田氏の現役時代の愛人はアニータである。
 
私の苦手な歌手のマドンナの曲でボニータなんたらってのがある。
 
そうではなくってニキータです。
 
1990年に公開されたこの映画は私、何の予備知識もなく当時の神戸三宮の東映の直営館で観た記憶があるのですが監督があのリュック・ベッソンとも知らず観た映画です。
 
よく映画を劇場に観に行ってアタリハズレなんて言ったりしますけど私にとっては大当たりでしたね。
 
この1990年代初頭以降、Vシネマなんてのが日本でも流行りますけど、女性アクション物のファッションスタイルのひな型になったような作品だと個人的には思います。
 
リュック・ベッソンの演出の凄さは冒頭のシーンで麻薬中毒でやさぐれたアンヌ・パリロー扮するニキータがまあ警官殺しの罪で無期懲役の刑になった頃のルックスから秘密工作員の殺し屋に身を転じた時のルックスがまるで同一人物とは思えない風貌に様変わりするのが素晴らしかったです。
 
この監督は主演女優とよく出来ることで有名ですけど、他のアクション映画でもそうなんですが強い女性の描き方が一時期抜群に上手かったですね。
 
後にブリジット・フォンダ主演で『アサシン』ってタイトルでリメイクされたり、女性アクション映画のある種ひな型になった記念碑的な映画だと個人的には思います ♪