気ままに気楽に

今日も息をしています

2010年プロ野球を観た雑感

個人的にはあまり起きて欲しくない現象でしたけど3位のチームが日本一になってしまいました。

2004年 西武
2005年 ロッテ
2007年 中日
2010年 ロッテ

形的にはこの4チームは日本一チームですがCSシリーズのお陰でシーズンは優勝できずCSというよくわからない短期決戦で勝ちあがっただけの日本一で個人的には値打ちが無いと思います。

このCSとかプレーオフ制度が現行2リーグ制で存続していけばプロ野球の未来はないと思います。

私、阪神タイガースファンですけど2003年以前程、野球の試合を真剣に観なくなってしまいました。

ソレはこのいびつなプレーオフ制度がパ・リーグが2004年から始まって以来イコールコンディションで対決しない日本一を決める制度になり事実ダイエーソフトバンクなんかはこの7年間でレギュラーシーズン3回も優勝してるのに日本シリーズに出場できないし何で144試合も戦って順位も決定してるのに戦う必要性も感じていないからです。

私と同年代から上の世代のプロ野球ファンは知ってる限り現行のプレーオフ制度には反対でいい制度だっていう声は聞いたことがありません。

自分のひいきの球団が都合よく2位とか3位に喰い込んだら半ば自嘲気味にヌカ喜びしていた程度です。

とりあえず現行制度が続くようですと今回の日本シリーズみたいに地上波で中継がないどころか完全に中継が無くなる恐れがあります。

それはなんでか?と考えればこの制度がファンの意向を無視した興行ありきのNPBが勝手に決めた制度で全然昔からのプロ野球ファンを納得させるものではないからです。
ですので私は1プロ野球ファンとして一つの改革案を考えました。

1リーグ3地区制です。

コレは5年前のNUMBER誌でも提唱されていた案ですけど現行制度より全然マシだと思います。

まず12チームはそのままでそれぞれのチームを3地区に分けて東地区、中地区、西地区と分けます。

東地区 日ハム、楽天、ロッテ、ヤクルト
中地区 巨人、横浜、西武、中日
西地区 阪神オリックス、広島、ソフトバンク

このバランスで同地区の対戦は他地区との対戦よりやや多めにして総当たりのレギュラーシーズンを戦い各地区の優勝チームプラス最高勝率の2位チームの4チームでプレーオフの7回戦制を行いその勝者が日本シリーズで雌雄を決するのです。

つまり
最高勝率優勝チーム VS 最高勝率2位チーム
勝率2番目優勝チーム VS 勝率3番目優勝チーム

このプレーオフの勝者が真の日本一を争う訳です。

異論はあるでしょうがこのほうがまだずいぶんマシな気はしますね。