気ままに気楽に

今日も息をしています

ROLLING STONES  DIRTY WORK

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1. ワン・ヒット
2. ファイト
3. ハーレム・シャッフル
4. ホールド・バック
5. トゥ・ルード
6. ウィニング・アグリー
7. バック・トゥ・ゼロ  
8. ダーティ・ワーク  
9. ハド・イット・ウィズ・ユー  
10. スリープ・トゥナイト

 
 
 
 
アルバム、『ダーティー・ワーク』は1986年に発売されました。
 
このアルバムは発売前から前評判が高く、スティーヴ・リリー・ホワイトがプロデュース、今までも何度かシークレットで参加していたジミー・ペイジがギターで参加などとにかく話題満載だったような記憶があります。
 
それでラジオで1を聴いて、おっコレは走って買いに行かないかんの~って思いながら大阪梅田の阪急ファイヴやエスト1番街をうろついてレコードショップでさあ買うべかって段になった時にお~どこに新譜は置いてあるんかの~って見つけた時に愕然としたものです。
 
なんやーコレはダサダサなジャケやんけ~、このセンスはねーやろーって正直思いました。
 
そやけど巷で聴こえてくる洋楽は耳触りのいいつまらんもんばっかしやし、トム・ウェイツくらいしか聴くもんがねーの~なんて心境でありましたのでストーンズの新譜やからしょうがない買ったるわってな感じで購入しました。
 
前作が自分にとってズッコケアルバムだったのでこれは爽快だったといいますか恐らく、サウンドプロデュースはキース・リチャーズが主導で行ったと思われます。
 
ジャケを見ても中央にデーンと座って睨みを効かせてますモンな~。。。
 
1の曲のPVのプロレス的展開は非常に面白くて、もう解散が近いんやろうなあ~って真剣に思いましたよ。
 
丁度、前年にMICKがソロアルバムを発表してキースと険悪な仲になっていたみたいだし。
 
2はレスペクタブル以来のパンキッシュなハードなナンバーです。
 
3はオリジナルはどんなのかよく分かんないけど個人的にはタルーい楽曲でした。
 
4もハードなナンバーでコレのギターソロってホントにキースやロニーが弾いてんのかね?って思うくらい上手いし1もそうだけどコレもジミー・ペイジがソロ弾いてんのかな?って妄想。
 
5はこのアルバムでも結構好きなナンバーでしみいる様なキースのVoがナイスなレゲエ。
 
6はお気軽なロックンロールナンバー。
 
7はミディアムテンポな楽曲で個人的にはあまり好きな音では無い。
 
8は歌詞の内容がいいんで笑っちゃうんだけどアルバムタイトル曲にしてはダサい曲。
 
9はイマイチ印象が薄くてどうなの?っていうかやっつけ仕事な感じの曲。
 
10はこのアルバムの中で白眉なスローバラードでホント泣かせてくれるナンバーですね。
 
この曲の後に6人目のストーン、故イアン・スチュワートのピアノがチョろっと挿入されている処なんかなかなかに粋でよりグッときましたね。
 
個人的にはこのアルバムと次作のSteel Wheelsって結構このバンドが現在まで存続してる中で重要な位置を占めてると思ったりします。
 
フロントマンの二人がかなり音楽性のズレが顕著に出だした頃でともに発表するソロアルバムがカードの表と裏、水と油みたいな処もあったしいつ解散してもおかしくなかった状態だと想像しておりました。
 
ストーンズの音的なスタンスで言えば、ドッチがドッチて訳じゃないんだけど共作っていってもギターバンドなんでキース主導の曲が個人的には聴きごたえがあって面白い楽曲が多いんじゃないかなあ~。
 
ただ新しモノ好きのミックが主導の曲もいいのがあるけれど、1980年代以降でいえば断然キースの方がいいといいますかなにかバンドサウンドに対しての愛情みたいなのを感じちゃうんですわな。
 
この頃のミック・ジャガーの髪型が大好きで真似してましたなあ~、コレってスキカル君で思い切り髪をすきまくって段差を付けてたのかなあ~って妄想してました ♪