気ままに気楽に

今日も息をしています

JOAN BAEZ

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1. Silver Dagger
2. East Virginia
3. Fare Thee Well (10,000 Miles)
4. House of the Rising Sun
5. All My Trails
6. Wildwood Flower
7. Donna Donna
8. John Riley
9. Rake and Rambling Boy
10. Little Moses
11. Mary Hamilton
12. Henry Martin
13. El Preso Numero Nueve

 
 
 
フォークの歌姫、ジョーン・バエズのファーストアルバムです。
 
コレは1960年に発売されたらしい。
 
画像のLPは1979年の再発盤なんですけど。
 
コレは現在、廃盤でこのジャケのアルバムはアナログしかないみたいっすね。
 
この人の名前を一躍有名にしたのは1959年のニューポート・フォーク・フェスティバルの出演と言われています。
 
この国内盤ライナーにて北中正和氏が述べている通り、日本でも最もよく知られた女性シンガーの一人であり日本のフォーク系の女性シンガーはすべて彼女の影響下にあるといっても過言ではないです。
 
この人は英国系白人といってもメキシコ系の白人なので当然のことながら差別を受け、メキシコ人の子供からもスペイン語がしゃべれないって事で仲間はずれにされたりして屈折した少女時代を送っています。
 
だからかどうか知りませんが、なんといいますか独特の暗さというか陰りが声にあったりするのですが、又女性の芯の強さみたいなのも感じ取れたりして魅力のひとつになっています。
 
そういえばB・ディランがニューポートに出演する時にもなんというか弟を見る目といいますか先輩が後輩を見守りながら共演してる風な映像も観た記憶があります。
 
ディランもそうですが彼女に見いだされて成功したシンガーソングライターは、もう大勢いるそうです。
 
このアルバムに収録されてる曲の大半は彼女の出生のルーツとなるアイルランドや英国、メキシコに伝わる民謡です。
 
この人の歌声を聴いていますと、決して上手いとか技巧的に優れてるっていうよりかゆりかごの中でブラーンブラーン浮遊してる様な赤ん坊の様な気持になれるといいますかとにかく心地いいんですね