気ままに気楽に

今日も息をしています

日常洋画劇場

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2002年1月初版の洋泉社から発行された本である。
 
洋泉社と言えばB級映画マニアならおなじみの月間映画秘宝を発行してる出版社である。
 
もう装丁からしてBいや?Z級テイスト満点な本で店で買い取り、即GETって感じでした。
 
この本はいわゆる金曜ロードショーであったりとか、日曜洋画劇場で扱った往年の名作やメジャー作の紹介をしているのではなく端にも棒にもかからん、「金星人ドンターの逆襲」って誰が観るねん、そんな映画?ってなモノばかりを取り扱ってる本である。
 
いわゆる東京12チャンネル、今のTV東京で昔に放映された監督アラン・スミシーゴールデン・ラズベリー賞にもひっかからないジャンクな映画が主として紹介されています。
 
つまり映画解説でいくと、淀川長治氏や水野晴男氏、荻正弘氏が紹介する名画やメジャー作ではなく山城新悟氏が眉をひそめながら一生懸命どうしようもない映画の解説をしている印象というのか、いわばそんなタイトルばかりを取り上げています。有名どころでは例えば「レポマン」とかね。
 
執筆陣がみうらじゅんウェイン町山こと町山智浩氏、杉作J太郎、大槻ケンジ、リリー・フランキーってだけでD級テイストが漂います。コレに竹内義和氏が加われば個人的には完璧です。
 
大体、ヤフーブログとか他のブログとかでもZ級映画を取り上げてる映画専門ブログはワタシの知ってる限りほぼありません。
 
それは何故か?って当たり前の話なんですけどそんな映画を熱く語っても大多数の映画ファンは見向きもしないからである。ワタシは食いつきますけどね。そんなサイトやブログがあったら逆に教えてほしいくらいである。
 
2年近く前にもうブログは撤退された方ですがホラー映画ばかり取り上げてるブログがありましたが大層面白くてよく懇意にお付き合いしていただきました。
又、そういう映画のブログが少しでも復活してくれれば嬉しく思います。
 
じゃお前がすりゃいいじゃん!!って言われそうですがまだまだどうしようもない映画の絶対本数を観ていないこともありまして筆をとれません。
 
息をしている間にこの本で紹介してる映画は全て網羅したい処ではある。
 
しかし「アマゾネス反乱」とか「のぞき魔!バッド・ロナルド」、「燃えよ女ドラゴン」とかいちいちワタシの琴線を揺さぶるようなしょーもない映画のタイトルと解説のオンパレードで超個人的には映画を扱った書籍としては名著であると断言します!!by気ままに談