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1941

映画「1941」は1979年に本国公開されて1980年春に日本公開されたと記憶します。
 
個人的にはこの時代までで一番製作費をかけたコメディ映画であると思います。
 
もう今の時代はCGで済ませるのでこんなましてコメディ映画は作れないでしょう。
 
同時に監督のスティーヴン・スピルバーグのコメディ映画の最高峰に思えます。
 
ソレはひとえに主人公のジョン・ベルーシ、ダン・アイクロイドと三船敏郎?やウォーレン・オーツ等の豪華キャストに支えられている部分も大きいとは感じます。
 
この1980年の春公開の映画は超大作が多くて、「地獄の黙示録」「影武者」なんかが超話題でありましてワタシも走って今は亡き神戸新聞会館大劇場で観賞したのですが、当時コレと「オール・ザット・ジャズ」は観に行きませんでした。
 
後にTVやビデオで観賞して劇場で見逃したのを後悔しましたね。
 
お話の方は、1941年12月13日にパールハーバー攻撃後、カリフォルニアの海岸に謎の大日本帝国潜水艦が出現し、ロサンゼルスの街が大混乱になるという奇想天外なストーリーです。
 
ジョン・ベルーシのキレまくりっぷりや三船敏郎の重厚?な演技がよりこの映画にアクセントをつけて勢いを嫌増しにしてくれます。
 
原作がジョン・ミリアスなんですがこの映画は「タクシードライバー」がマーティン・スコセージの映画ではなく脚本のポール・シュレイダーの映画だ!ってスコセージ本人が語っていたように、コレもスピルバーグのというよりミリアスの映画のように思えます。
 
スピルバーグにこういう危険なお笑いは描けないとワタシは考えていますんで。
 
今の処DVD、VHSともに廃盤なのかな?ベルーシファンの映画好きは必見の映画でしょう♪