気ままに気楽に

今日も息をしています

re・ac・tor   neil young crazy horse

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1. オペラ・スター
 
 
2. サーファー・ジョーと堕天使モウ
3. ティー・ボーン
4. ゲット・バック・オン・イット
5. サザン・パシフィック
6. モーター・シティ
 
 
 
7. 高速輸送  
8. ショッツ
 
1981年に発売されたアルバムで長らくCD化されず2003年に確かデジタル・リマスターとして再発された筈である。
 
ニール・ヤングの輝かしいエンターテイナーの歴史の中でも1980年代前半~80年代後半は非常に厳しい時期でセールスもそうだが音的にも苦戦していたように個人的には思われる。
 
次作の「トランス」や「エヴリバディズ・ロッキン」なんていうのは昔からのファンが離れて行ってしまうのには格好の失敗作だし事実その辺から聴かなくなったオールドファンも多かったと聞く。
 
栄光の1970年代と比べると確かにこのアルバムもそうですが地味だし、ニール独特の節回しが演奏にもヴォーカルにも内容にもあまり少なく思えたりはする。
 
ちょうど、時代はNEWWAVE全盛で第二次ブリティシュ・インベイションの時代でもありそこかしこに影響を受けた様子がうかがえます。
 
国内盤のライナーの解説が当時PUNK系のライナーでおなじみの森脇美貴夫氏が絶賛して1981年のロックアルバムでベスト10に入るなんて書いているのも如何にもな時代ではあります。
 
1981年に60年代70年代的なRockアルバムなんてワタシから言わしたらほぼ皆無なような気もしますけどね。
 
ただ表層的には元気がなさそうなアルバムではありますが個人的妄想では今、改めて聴いてみるとニール御大楽しそうにプレイしてる様子が1や7のヴォーカルでうかがい知ることが出来ます。
 
このアルバム以降の3作があるおかげでカメレオンとかイグアナってある意味、蔑称に近いニックネームをいただ
 
くわけなんだがワイからしたらそういうことはどうでもよくって40年以上も現役で第1線で活躍していたら、どんな
 
ミュージシャンでも迷走時期やセールスが伸びない時期なんてあるわけであって、ディランはもちろんのこと、た
 
らればを言ってはいけないが60年代、70年代に伝説になったり爆発的にセールスを伸ばしていたポピュラージ
 
ャイアンツにとって80年代前半から中期は苦しい時期だった筈なんである。