THE NOTORIOUS BYRD BROTHERS/THE BYRDS
1. 人造エネルギー
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2. ゴーイン・バック | |
3. 自然なハーモニー | |
4. ドラフト・モーニング | |
5. ワズント・ボーン・トゥ・フォロー
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6. ゲット・トゥ・ユー | |
7. 今が転機 | |
8. 年老いたジョン・ロバートソン | |
9. 部族集会 | |
10. ドルフィンズ・スマイル | |
11. スペース・オデッセイ
1968年に発表されたバーズの一般的には傑作といわれているアルバムです。
訳が意訳ではなそうで邦題が「名うてのバード兄弟」ってタイトルをつけられたアルバムだ。
バーズのフォーク・ロック最後期の作品とも言われていますが、もうその範疇に収まらない色々な音の要素があるアルバムです。
当時ではかなり斬新なエフェクト技術にストリングス、大胆なアレンジが全体的に楽しめてこれからの春の季節にピッタリなサウンドです。
1や11の曲はデヴィッド・ジョーンズことデヴィッド・ボウイーにも影響を与えたんじゃないかと妄想するとともに当時、産声をあげつつあったアート・ロック、グラムのヒントになった楽曲ではないかと。
中学生くらいの頃や若い頃ってのは映画「イージーライダー」のイメージはS・ウルフの暴走ドライヴィンなサウンドやジミ・ヘンドリクスのアシッド・サウンドの印象が強かったのですが、最近は5の曲を聴いたりしますとあの儚いニューシネマの傑作の映像イメージはこの曲やザ・バンドの「ウェイト」の様な気もしたりします。
まああの映画と同時期に奇跡的に合致した当時の最先端の音を出していたバンドやミュージシャンが出現したっていうのといわゆる名画ってのはその観る時代、観る時期、観る年代によってさまざまな見え方がするってのが個人的なワタシの映画論でもあるんですが。
その1968年という映画史上にもポピュラー音楽史上にも様々な至極の名画、名曲が発表された中の重要な1枚のアルバムであろうと思われます♪
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