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超人ハルク

米国のTVドラマ「超人ハルク」は1978年ごろに本放映があったらしい?
 
ワタシは中学、高校の頃にTV東京系かサンTV系の放送でよく当時観た記憶があります。
 
ワタシの私的お間抜けヒーローの10傑に確実にコレは入ります。
 
まずは実写版、「鉄腕アトム」、リアルタイムでもちろん観たことないけど少年がちょうちんブルマ穿いてドカヘル被ってるだけの扮装は間抜けというか今観直せばモンドでシュールかもしれない。
 
そして多分、同時期なんでしょうが実写版「鉄人28号」、今でいう路上生活者が空き缶を集めて作ったくらいの出来の悪い造形で移動するのにトラックの荷台に乗せるという間抜けさだ。
 
「怪獣ブースカ」はもう言うことなしである。こんなロボット怪獣、家にいらんわーいって思ったことが何度も。
コイツは超能力はあるんだがいつも口が半開きでラーメン小池さんの百倍ラーメンを喰らう金食い虫である。
 
オバケのQ太郎」もほんまにこんな奴おったら不気味だし、役に立たない食ってばっかりの野郎ってイメージがある。
 
けっこう仮面」は頭隠して尻隠さずってな感じで少年の琴線をゆさぶったのでまあヨシとしよう。
 
そこでこのハルクである。
 
化学専門の博士だったかのデビッド・ハッセルホフ扮する主人公が国家機密レベルの人体実験をしている最中か何かに悪漢にその実験を悪用されそうになり自分の感情が怒りに変ると青銅の魔人に変身してしまう特異体質になり、悪漢どもがその国家的機密を奪おうとすると変身して悪漢を退治するってな内容であったと記憶する。
 
変身しても大魔神みたいにいかつくなるわけでもなくただ体が筋肉質になり少し体が大きくなる程度なんだが一応超人って設定なので100人力のパワーを発揮するんだけどイマイチ画面からはPOWERが伝わらなかった。
 
ハルク・ホーガンの方が強いんちゃうの?って思えるくらい変身後の実寸は大きくないイメージがありました。
 
ソレと変身後、全てのシーンがスローモーションになるのが何ともインチキくさい画面でした。
 
ワタシの高校時代の同級生でワタシも人のことが言えないくらいリョーツ眉毛なんですけど、ソレ以上に何倍も濃い眉毛の上にクッキリした顔つきのハルク似のやつは心優しい面白い男でした。
 
その彼がS&Gのファンでアルペジオを弾きながらポロンポロンするのですから可笑しかったですわ。
 
ただお間抜けな主人公の割には心優しいヒューマニズムあふれるお話なんかもあったりしてホロリとさせられたりしたもんであります