気ままに気楽に

今日も息をしています

LOU REED...LIVE,IN CONCERT

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1. Sweet Jane


2. I'm Waiting For The Man
3. Martial Law
4. Satellite Of Love
5. Kill Your Sons
6. Betrayed
7. Sally Can't Dance
8. Waves Of Fear
9. Average Guy
10. White Light/White Heat

11. Some Kinda Love/Sister Ray
12. Walk On The Wild Side
13. Heroin
14. Rock And Roll

ルー・リードの多分、国内盤が出ていないLIVEの1984年の分を再発した輸入盤で現在廃盤状態になっているアルバムである。

自分の個人史でいえば1984年当時なんていうのはルー・リードは過去に来日してたかもしれないけど、ジェームス・ブラウンやB・マーリーの初来日のように好きな人とか業界人しか体験していなくて未だ見ぬ強豪のイメージが強いミュージシャンでした。

つまり自分が国内にいる限り生LIVEを体験するのは不可能に近いミュージシャンの一人かなと見ていたわけだ。

そのまあなかば伝説とも化したミュージシャンを、たまたま友人の嫁が妊娠して自由に動きが取れなかったのでワタシ自身は購入出来なかったのですが、1枚あまったチケットで1990年代前半に観れたことは今思えばいい思い出だしありがとさーんな感覚ではありました。

今、改めて聴き直してみるとよりこの1980年代に観たかったなあ~って思いが強くなりますがソレはないものねだりであろう。

この人はキャリアの割に来日回数が少ないのは招聘元が赤字覚悟で興行を覚悟しなくてはいけない部分も遠因であるそうだ。

S・クロウでも大阪城ホールや武道館クラスでも8割方の集客力があるがこの人にソレは望めないのでその割に、ギャラがストーンズ並に高いからって馴染みの店の店主が言ってた記憶があります。

ECみたいに日本のワンフが存在すれば又違うんでしょうけどね。

曲目は1から14まで彼氏の代表曲のオンパレードで元気一杯な今考えると40代の脂の乗り切ったLIVEが体験できます。

音の方ももうワタシが言うまでもなく、バンドアンサンブルのバッチリ取れた内容で余裕もありいつでもリラックスして聴ける全体的な雰囲気がGOODです。

ワタシも含めて、多くのPUNKやその後のポストな音にどっぷりつかった人間からしたら前日紹介したIGGY POPと並んで神格化された存在ではある。

昔、神戸三宮で俺たち仲間のたまり場になっていたBARの雇われマスターにコイツとかM・ジャガーって人肉食べてそうな人間離れしたエグイ顔していないかなあ~って冗談で言うと、何も言わずニコッとしてたのが印象深かったです。

いい意味で肉食系のいい顔といいますか。


NY回りの人脈やA・ウォホールを始めとしたゲイジツ家が好きな人とかのウンチクを聞くのもソレはソレとして面白いが、本質は硬質でメタリックな音を出し冷めた雰囲気を保つ熱いロックンローラーであると断定するのである♪

ロバート・デ・ニーロもそうなんだけどこの人も、地下鉄に乗っててスニーカーやスリッパでブラブラしてるおっさんで全然セレヴしてなさそうな処が好感が持てる。