The Kids Are Alright THE WHO
1. マイ・ジェネレーション |
2. アイ・キャント・エクスプレイン |
3. ハッピー・ジャック |
4. 恋のマジック・アイ |
5. マジック・バス |
6. ロング・ライブ・ロック |
7. エニウェイ,エニハウ,エナホエア |
8. ヤング・マン |
9. マイ・ワイフ |
10. ババ・オライリィ |
11. クイック・ワン |
12. トミー,キャン・ユー・ヒア・ミー? |
13. スパークス |
14. ピンボールの魔術師 |
15. シー・ミー,フィール・ミー |
16. 無法の世界 1979年に発表されたザ・フーのそれまでの足跡を端的に辿ったBEST盤的な内容のアルバムである。 ザ・フーって誰?って人はこのアルバムから聴き始めるのが一番オススメというか普通にレコード、CDあさりをしていて店の人間にドレがオススメかなあ~って質問をしたらコレか1983年に出たWHOS’BESTをオススメされるだろう。 ワタシも昔、片思いの女子にこんなん目指してるんや~ってな意味でWHOS’BESTとタイトル度忘れしたけどストーンズのBESTを吹き込んだベストテープを渡したもんである。 多分、まともに聴いてくれてなかったやろうね。 普通はこんなんワイらのティーン時代に喜んで聴く女子なんて周りでは皆無やったからな。 とあるサイトには1978年に唯一神ともいえるドラマー、キース・ムーン死後直後の彼氏存命中の貴重な最後のLIVE音源が聴けるアルバムで、数あるベストアルバムでも最高峰の一つであると言い切ってほとばしった文を書いてるライターの紹介もあったりするがその気持ちもよくわかるのである。 まず自分の場合は1のデビュー間もない頃のLIVE音源が聴けただけで大収穫でした。 スタジオLIVEみたいなんだが英国のエド・サリヴァンみたいなおっさんの司会者がフー?誰?冗談だろ?バンド名なの?メンバー紹介してよ、ロジャー、えっロジャー・コーマン、3流映画の監督みたいな名前だな、俺たちの世代?ん?君らの世代かい?そうか好きにやりなよ!!みたいな少々ふざけた英国流のやりとりが聞けたりして面白かったものである。 後にこのやりとりのカラー映像が出てきたときには素直に感動したなあ~。 以下、ビート系バンドのお手本のような2や、英国バンドらしい3の音、個人的にはRockサウンドの最高峰の一つであろう16までの代表曲が連綿と続くわけである。 このアルバムジャケとかこのバンドを語るときにいつも思うのが、ユニオンジャックの旗が一番似合う超有名でありながらローカル色があるってことだ。 1970年代後半~80年代前半には未だ来日していない英国の3大バンドってことでTHE ROLLING STONESとTHE KINKSとTHE WHOって言われていましたが一番未だ見ぬ強豪であるってイメージが強かったし82年にTHE KINKSが初来日してその全貌を明らかに目撃出来たので、当然ワイと同年代の女子にこのBANDなんかわかりっこなかったわけなんである |