気ままに気楽に

今日も息をしています

U2 The Unforgettable Fire

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1. ソート・オブ・ホームカミング

2. プライド



3. ワイヤー
4. 焔 (ほのお)


5. プロムナード
6. 7月4日
7. バッド
8. インディアン・サマー
9. プレスリーアメリ
10. MLK/マーティン・ルーサー・キング牧師に捧ぐ

1984年に発売されたU2の4枚目のアルバムである。

正直、発売当時は地味であんまり印象に残っていなかった記憶があります。

邦題で「焔」とかってついていて読み方が分からなかったです。

3作目程のPOWERは感じませんが、2のスマッシュヒットなんかがあったりして今思えば彼らが世界的バンドになる足掛かりになった部分はあるかもしれない。

ブライアン・イーノとダニエル・ラノワをプロデューサーとして迎えた本作は全体的によりリズムの音像を明確にした感じでベースとドラムの音圧が高めな印象を受けました。

コレはアナログ時代だと6からがB面だったのだろうけどモロに米国を意識した音やタイトルになっているなあ~って当時感じまして、正直失敗作だと思いました。

しかし改めて聴いてみますと、次作に繋がる一つの曲でドラマティックな起承転結をつけるような音であるとか、このBANDはしたたかに音の世界征服を遂行するべく準備段階であるようなアルバムを仕上げたのではないかと妄想します。

正直、初期3作のアイルランドらしいというか冷気漂うような緊張感と雰囲気が好きだっただけにコレ以降の路線変更はワタシにとっては、FUC○ ○F○な部分ではありましたが、米国で成功すること=世界制覇というのが今までの英国出身のバンドのパターンで、全世界の音楽エンターテイメントにおける成功でもあるわけで、よりマスにアピールするにはいつまでもポストPUNKな音では、通用しないということが言えるのかもしれない。

このジャケの廃墟が見事といいますか、この年に発表されたアルバムの中でも凄い印象には残っています♫