気ままに気楽に

今日も息をしています

SONNY ROLLINS   WAY OUT WEST

イメージ 1
1. I'm An Old Cowhand




2. Solitude
3. Come, Gone





4. Wagon Wheels
5. There Is No Greater Love
6. Way Out West


1957年に発表されたソニー・ロリンズの歴史的名盤と言われている傑作です。

ワタシはJAZZマニアでも何でもないので、しかも知識もありませんからこういうのは自分の快感原則とジャケットのよさに惹かれて買ったり、聴く程度でレーベルごとにとか、ミュージシャンごとにとかってセレクトの仕方は一切しておりません。

なんとなく店頭で見てえーんちゃうのって感覚で聴くわけだ。

他のポピュラーと違い圧倒的に情報量も少ないし、周りで聴いている人間も少ないし専門誌やガイド誌に頼ってコレからはまず聴かんと~みたいな聴き方は学校の授業みたいに強制されてるみたいで、好きではない。

元来音楽なんて音を楽しむわけだから自分のPOINTやツボに入った音を好んで聴くとかでいいと思うのだ。

専門職としてプロを目指すであるとか音階の勉強やら音楽学校で、専門のが楽器の勉強やら、声楽の勉強をするのならいざ知らず遊びで真似ごとで歌ったり、ギター弾いたりバンドで遊んでオリジナル出来たでワーイってレベルに小難しいことを、持ち込んだら一挙にドン引きしますわな。

こんな戯言言ってたらジャズプレイヤーで格闘技評論家の菊池成孔氏に怒られそうですけどね。

このアルバムはジャケがまずいいです。

ロリンズが荒野のガンマンみたいないで立ちなのがいいのと実際に1とか4は西部劇映画らしいけどよく知りません。

朝の起きがけに1なんかピッタリな感じはする。

ドラムの冒頭シャカホコシャカホコって軽くリズムを刻む音が何とも軽快でリズミカルである。

テナーサックスとベースとドラムスだけでこの軽快でかつ天衣無縫な音世界を構築してるのも驚愕である、ピアノをレイ・ブラウンのベースが担当してるみたいな感じで。

ロリンズ自体の出自がヴァージン諸島ってのもあるのかカリプソの要素たって、カリプソ自体よくわかってないんだけどより爽快で軽快な印象は受けます。

1の出だしは大人しめに始まりますがもうあとは吹き放題って感じでソコソコ、ロリンズが暴れています。

しかしコレを聴くといつも真っ先に出てくるのがシェリー・マンの正確無比でかつ、表情豊かなシャカホコドラムを思い浮かべるのである♪

ピアノを外すのはロリンズの専売特許らしいんだけど何かテナーを吹くのにあたって邪魔をする部分があるのか?ワタシにはよくわからんのですけど、どちらも主張しまくる楽器であることには違いないように思える。