気ままに気楽に

今日も息をしています

the doors/the soft parade

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1. テル・オール・ザ・ピープル. 03:20
2. タッチ・ミー. 03:11


3. シェイマンズ・ブルース. 04:48
4. ドゥー・イット. 03:09
5. イージー・ライド. 02:40
6. ワイルド・チャイルド. 02:36





7. ラニン・ブルー. 02:25
8. ウィッシュフル・シンフル. 02:55
9. ソフト・パレード. 08:36

1969年に発表したドアーズの4作目です。

このアルバムは前作までと違ってブラスやパーカッションを導入して一般的に陰りのある音からよりPOPになったような印象が受けます。

2の曲は強烈なラヴ・ソングだと思うのですがロッカーたるものこういうほとばしり漲る、情念のあるラヴ・ソングを作って欲しいもんである。

軟弱なポピュラーには絶対、作れない曲のように感じるわけだ。

だが軟弱なポピュラーもソレはソレとして対比対象として必要?かもしれないのでそういうポピュラーはたくさんあるしむしろそちらの方が一般受けするしHITするのである。

とげとげしたギスギスしたものより大多数の人間はまろやかな丸いものを好むのが音に対しても普通(何が普通かの定義はさておき)に接するのがほとんどであろうから。

それまでの彼らのアルバムにしては明るいめで全体にPOPな仕上がりであるが、中学生くらいの時に6のLIVE映像だか、プロモ映像を観ていい意味で寒気がして鳥肌を立てた記憶が未だにこの曲を聴くと思い起こされる。

ベースレスのバンドなんですが、そういうのが全然気にならないのはカリズマ、Voのジム・モリスンの奥行きのある声によるものだと勝手に解釈する。

彼はソングライティングにしてもLIVEパフォーマンスにしても劇場型というのか写実的であり、たらればは禁則なんであるが若くして絶命していなければとんでもない映像作品を残していたのではないか?といつもこのドアーズを聴くたびに一人妄想するのである。