スパイ大作戦
スパイ大作戦は1967年~73年に日本で放映された人気ドラマ番組でかつワタシが知っている限りのアメリカいや?全世界のドラマ番組の中でも最高峰の一つであると考えます。
このドラマの出だしのマッチを擦って導火線に火を付けるオープニングはTV映画史上最強の恰好良さであり、我々少年達はこの真似をしてよく親に怒られたりしたもんである。
このオープニングのラストが赤の配色に白字でバーン!と映りだされるもんだからよくウルトラマンと混同しがちであったがココに出てくる5人の腕利きのスパイはウルトラマンよりある意味、最強であるともいえる。
10数年前のCS放送にて完全放送していた際に改めて観たときに一番最初のシーズンはリーダーのジム・フェルプスはピーター・グレイヴスではなくダン・ブリッグスという役名で役者もスティーヴン・ヒルが演じていた。
40数年前の記憶がかすかに呼び起こされたような気がしました。
この第1シーズンは28話あり、それ以降はピータ・グレイヴスがジム・フェルプスとしてリーダーに君臨する。
この毎回、謎の指令が色んなところからオープンリールの音声テープに声を吹きこんだモノをフェルプスが、指示書を読みながら理解、解読してチームに作戦を与えるスタイルというのは後のスパイアクション物(チャーリーズ・エンジェル等)の多くの模倣を生みだしている。
俺たちも俺は変装の名人や~とか、俺は鍵空けの名人やあ~とか、「おはよう、○○君」と吹き替えの大平透の声真似をしながらスパイごっことかしていたもんだ。
もちろんコレは東西冷戦時代の旧ソ連圏や独裁政権VS資本主義圏の構図があり、絶対正義として資本主義圏を設定しているのであるがところどころに、旧ソ連圏や独裁政権も完璧に悪として描いていない話もあって奥行きの深いドラマになっている。
メンバーの紅一点のバーバラ・ハーシーが結構好きでポヨヨーンって観ていた記憶もある
1988年にパート2が製作されるのであるが、ウルトラQやウルトラマン、ウルトラセヴンにクオリティで敵わない後発ウルトラシリーズみたいなもので、お話も設定も厳しいモノがありました。
未だにこのシリーズはどの回を観ても、緊張感がありダレ場のない作りに見えるのは奇跡としか言いようがない永遠に輝く至高のアクションドラマであると俺は断言します