気ままに気楽に

今日も息をしています

日々、コレ時々思う雑感 不道徳教育講座

イメージ 1
 
時々、フトぼんやり考える事があります。
 
俺が今まで好きで聴いてきた音楽って50年後や100年後に伝承歌やスタンダード、クラシック、伝統芸能のように文化遺産として語り継がれていくのであろうか?
 
同じく映画という比較的、新しい総合芸術なんてのも同様か?
 
大した読書量ではないけれど読んでみて感動したフィクションやノンフィクションの読みモノはどうか?
 
好きなスポーツ、野球やボクシングはどうなっていくんだろうか?
 
お笑いやサブカルシーンはどうなっていくのだろうか?
 
音楽に関して言えば、6年くらい前から音限界説ってのがあって新しいモノって生まれないという説もあるそうですが、まずは流通経路のここ数年での激変により業界は廃れていくと思います。
 
ただLIVEとかに関してはそれなりの需要があるように思えます。
 
レコードセールスに関して言えば、過去の遺産の食いつぶしで繋いでいる印象が強くて、将来性なんて見えていません、ワンフレーズいいなっと思う音があってもソレは自分が過去息をしていた間に感銘を受けた音のどれかに近いわけであって、全く新しいモノであると思った事はここ10年以上、自分の場合ありません。
 
昔、音楽に関して言えば例えばポピュラー音楽がクラシックみたいになればソレは終わりなんじゃね?という議論を友人とした事があって1977年のクラッシュのWHITE RIOTをカントリー調に演奏します!ってプロのBANDがやりだしたらポピュラーの終焉であるのではないかと(いささか極端ですが)
 
いわゆるオリジナリティの感じられん音が蔓延してるのでもう飽和状態であると。
 
4年ほど前に若い20代の当時勤めていた会社の仲間の男女の前で打ち上げでARBやANARCHYをカラオケBOXで歌ったら、矢沢永吉渋いっすね~なんて言われて苦笑した記憶がある。
 
当然、彼らの歌う曲なんて何一つ知らなかった、元々カラオケで定番って言われてる曲を歌う人間ではなかったのでその当時の流行歌なんてのには昔からうとかったですがそれ以上に、最近1990年代以降のいわゆるカラオケでヘビーローテーションになってる楽曲なんてほとんど知らないし興味もわかない。
 
ここ2,3年の長年音楽業界に携わってる人の悲報も今の日本の音楽業界の衰退にある意味、絶望し自分の役割は終わったのかなって思われているように勝手に想像する。
 
知り合いのレコード店主の話によるとレコードメーカー卸の倒産、レコード・メーカーの倒産、吸収合併や本業で食えないから多角的展開で別の事業も起こし、CDジャーナルもこのままPC全盛時代が続けば廃刊するんじゃないか?と言っていた。つまり業界自体が音楽だけで食えない時代にとうになっているのだ。
 
俺自身、コレから新しいモノを聴く気にはなれず、自分が一番感受性が敏感だった頃に聴き逃していた音源や自分が生を受ける前に出現していた素晴らしい音源を遡って聴く事に大半を費やすであろうと思われる。
 
映画に関して言えば、アイディアに限界はないように思う。
 
とにかく今からどういう時代になるか分からんが、例えば1940年代の映画だったら固定電話から連絡を取るのが携帯になったりしてその時代時代を映す鏡の様な総合芸術であるのですが、こちらも映画館の入場収入ってのは苦しくて、100円レンタルが当たり前の時代の中2000円近くも出して映画を観に行くか?となればはなはだ疑問で余程のマニアか、大スクリーンで体感したい人しか観に行かない時代になっていると思う。
 
2時間強、休日に映画で取られるくらいならどこかにドライヴや出向いて行ってスポーツやらレジャーをしている方がマシって考えにもなろうかっってもんである。
 
今は家庭用NET回線が映像を配信するのは脆弱なんで今後は自宅のPC経由で最新作の映画を観る時代なんてのが来るかもしれない。
 
そうすると映画館って存在も厳しい状況になるだろうなと想起出来る。
 
読み物に関しては滅びる事はないと思います。
 
PC時代になって人間の目は横に二つついているから横書きってのが私生活や公共の場でも増えたが、日本語は基本縦書きで右から左に読むスタイルであり、コレがWEB書籍ってどんなのか知らないけれど、横書きの書籍が席巻するとは思えない。
 
今はワタシ自身も慣れてしまっているが本来は縦書きの文をよんで行くってのが当たり前で、でもよく行を間違えて二度読みすることも多いので今後横書きの読み物も増えるかもしれない。
 
でも漫画も含めて活字文化はなくならないと思います。
 
野球に関しては衰退するでしょうね、今のままのプレーオフ制度が続く限りは。
 
シーズン3位チームが日本一になれるシステムは今までのプロ野球の概念からそぐわないシステムだと思うし、納得してるファンも少数でしょう。改善しないと駄目ですね。
 
ボクシングに関しては、今プロ格闘技がいっときの隆盛から凋落し地上波TVで格闘技の中継が消滅しようとしていますがボクシングは大丈夫だと思います。
 
ただ中重量級の充実と主要4団体を認める動きがないとコレから苦しいとは思います。
 
 
お笑いは真に面白いモノは地上波TVでは観れなくてLIVEか有料放送でしか観れないと思います。
 
付随するサブカルなんてのもそれに近いでしょう。
 
毒にも薬にもならないCMスポンサー第一主義の地上波放送なんて、視聴者が何を観たいかなんて考えているわけもなく低コストで安上がりなバラエティやドラマを乱発してますますTV離れが進むと想像できる。
 
それでこの本なんですが随分前に読了したんですが、先生の言うことなんか頭から信用するな、ウソをつきまくれ、ウソも付けないやつは独創性も創造性もない奴でつまらんみたいな事が書いてあって箴言オンパレードでした。
 
音楽にしても映画にしても読書にしてもスポーツや格闘技にしても人間が生きて行く上で絶対に必要なモノではありません。食物と水があれば人間は生きていけるのですがそれでは獣と同じなのでこういう楽しみや享楽を共有できるモノがあると俺は個人的に思ってる。
 
気分としてこの動画を貼りつけます。