気ままに気楽に

今日も息をしています

REFLECTIONS   JERRY GARCIA

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1. Might As Well

2. Mission in the Rain

3. They Love Each Other
4. I'll Take A Melody
5. It Must Have Been the Roses
6. Tore Up Over You
7. Catfish John
8. Comes A Time
1976年に発表されたジェリー・ガーシャの3枚目のアルバムです。

グレイトフル・デッドのメンバー以外にガーシャ・バンドの面々、ピアノにニッキー・ホプキンス等多士済々のメンバーが参加しており和気あいあいにフェスティバル・エクスプレスか、グレイハウンドバスにでも乗ってくつろいで旅行してるような雰囲気で、聴いているリスナーもリラックス出来る内容になっている。

昔、デッドヘッズといってもいいようなPUBの雇われマスターが知り合いでいたのだがその彼氏いわく、デッドを聴いてりゃ他のポピュラーを聴く必要ないんよ、全部やってるからなんて言葉をこのアルバムを聴くと思いだします。

レゲエにケイジャン、R&R、R&Bなどおおよそポピュラーの心地よいリズム法則の音要素が多彩にちりばめられている本作など聴きますと、そう力説するのも多少はうなづけます。

大体その彼氏自体が、ボヘミアンで自分の住む家もなく友人の処に常に居候する生活スタイルなんで、妙に説得力があるといいますか言いえて妙なんである。

俺なんかも学生時代、大阪南部の4畳半のボロアパートに住んでいた頃、十三で一人暮らしをしていたにも拘らず、家賃滞納で家主から追い出されたBASS弾きのBAND仲間が居て半年ソイツを居候させた事があるんだけど、今じゃ笑い話になるけど当時はつらかったなあ~。

数年後、ソイツはちょっとだけ生活のランクが上がって芦屋のワンルームマンションに住む事になるんだけどまあ、性春時代でしかも俺たちみたいないい加減でどうしようもない奴らでも少しだけ頑張れば、いい生活がそれなりに出来たバブリーないい時代でもありました。

フト、このアルバムを聴くとその頃の時代や自分の生活、デッド・ヘッズのおっさんの顔が懐かしく思い出されるんだよなあ~