JURIE Ⅶ The 3rd 沢田研二リサイタル
MR9127(1枚目)
1 OPENING~悲しみも歓びも
作詞:沢田研二
作曲:沢田研二
編曲:東海林修
2 カンサス・シティ(KANSAS CITY)
作詞:Mike Stoller・Jerry Leiber
作曲:Mike Stoller・Jerry Leiber
編曲:東海林修
3 アイ・フィール・ソー・グッド(I FEEL SO GOOD)
作詞:William Broonzy
作曲:William Broonzy
編曲:東海林修
4 よみがえる愛
作詞:山上路夫
作曲:森田公一
編曲:東海林修
5 忘れじのグローリア(GLORIA)
作詞:Paul Senneville・Pierre Delanoe
訳詞:沢田研二
作曲:Paul Senneville・Pierre Delanoe
編曲:東海林修
6 カバー・オブ・ローリング・ストーン(THE COVER OF ROLLING STONE)
作詞:Shel Silverstein
訳詞:安井かずみ
作曲:Shel Silverstein
編曲:東海林修
7 コットンフィールズ(COTTON FIELDS)
作詞:Huddie Ledbetter
作曲:Huddie Ledbetter
編曲:東海林修
8 アイル・ネバー・リーブ・ユー(I'LL NEVER LEAVE YOU)
作詞:Andre Salvet
作曲:Jack Arel
編曲:東海林修
9 気になるお前
作詞:安井かずみ
作曲:加瀬邦彦
編曲:東海林修
10 ムーブ・オーヴァー(MOVE OVER)
作詞:Janis Joplin
作曲:Janis Joplin
編曲:東海林修
11 ジーン・ジニー(THE JEAN GENIE)
作詞:David Bowie
作曲:David Bowie
編曲:東海林修
12 被害妄想
作詞:沢田研二
作曲:沢田研二
編曲:東海林修
13 ジーン・ジニー(THE JEAN GENIE)
作詞:David Bowie
作曲:David Bowie
編曲:東海林修
14 ユー・ガッタ・ムーブ(YOU GOTTA MOVE)
作詞:Gary Davis・Fred McDowell
作曲:Gary Davis・Fred McDowell
編曲:東海林修
15 ホンキー・トンク・ウィメン(HONKEY TONK WOMEN)
作詞:Mick Jagger・Keith Richard
作曲:Mick Jagger・Keith Richard
編曲:東海林修
16 ゲット・バック(GET BACK)
作詞:John Lennon・Paul McCartney
作曲:John Lennon・Paul McCartney
編曲:東海林修
17 ホンキー・トンク・ウィメン(HONKEY TONK WOMEN)
作詞:Mick Jagger・Keith Richard
作曲:Mick Jagger・Keith Richard
編曲:東海林修
MR9128(2枚目)
1 ある青春
作詞:山上路夫
作曲:森田公一
編曲:東海林修
2 ユア・レディ(YOU'RE A LADY)
作詞:Peter Skellern
訳詞:安井かずみ
作曲:Peter Skellern
編曲:東海林修
3 ひとりぼっちのバラード
作詞:安井かずみ
作曲:村井邦彦
編曲:東海林修
4 胸いっぱいの悲しみ
作詞:安井かずみ
作曲:加瀬邦彦
編曲:東海林修
5 許されない愛
作詞:山上路夫
作曲:加瀬邦彦
編曲:東海林修
6 危険なふたり
作詞:安井かずみ
作曲:加瀬邦彦
編曲:東海林修
7 トラブル(TROUBLE) with 内田裕也
作詞:Jerry Leiber
作曲:Mike Stoller
編曲:東海林修
8 君だけに愛を
作詞:橋本淳
作曲:すぎやまこういち
編曲:東海林修
9 恋の大穴(A BIG HUNK O' LOVE)
作詞:Aaron Schroeder
作曲:Sid Wyche
編曲:東海林修
10 ジョニー・B・グッド(JOHNEY B GOOD)
作詞:Chuck Berry
作曲:Chuck Berry
編曲:東海林修
MR9129(3枚目)
1 愛は? 人は?
作詞:沢田研二
作曲:沢田研二
編曲:東海林修
2 やすらぎを求めて
作詞:岸部修三
作曲:沢田研二
編曲:東海林修
3 怒りの鐘を鳴らせ
作詞:山上路夫
作曲:クニ河内
編曲:東海林修
4 悲しみのアンジー(ANGIE)
作詞:Mick Jagger・Keith Richard
作曲:Mick Jagger・Keith Richard
編曲:東海林修
5 あなたへの愛
作詞:安井かずみ
作曲:加瀬邦彦
編曲:東海林修
6 アイ・ビリーヴ・イン・ミュージック(I BELIEVE IN MUSIC)
作詞:Mac Davis
訳詞:沢田研二
作曲:Mac Davis
編曲:東海林修
7 ホンキー・トンク・ウィメン(HONKEY TONK WOMEN)
作詞:Mick Jagger・Keith Richard
作曲:Mick Jagger・Keith Richard
編曲:東海林修
今作のオリジナル発売日は1973年12月21日にアナログ3枚組みで発売された商品で、初CD化。1973年10月10日 中野サンプラザでのライヴを収録したものでCDでは2枚組。
と某販売サイトで記述があるアナログの3枚組だが絶賛販売中止で事実上廃盤状態の盤で、こんな素晴らしい盤を105円でGET出来る己の幸せを感じずにはいられないヴォリューム満点の超絶LIVE盤である。
グループサウンズの雄・ザ・タイガースを経て1969年にデビュー。圧倒的カリスマシンガーとしてヒットチャートを席巻し続けた沢田研二の黄金期といえるポリドール時代のオリジナル・アルバム!!っという事でまぎれもない沢田研二の全盛期の実況録音盤ではある。
1枚目のOPENING~うーん放送事故かいなあ~っていうくらいの無音状態からおもむろに1の哀愁溢れるメロディで幕が開き、2から3にかけてはどのヴァージョンを参考にしてるか分からんけど、独特の沢田節というかカヴァーの仕方をしている。
3でヘーヘーヘー、屁ーって感じでコール&レスポンスを取りながら何を笑ってんの?ってMCを入れる処は関西人らしいJokeのかまし方でかなり観衆をいじっている、ソレが恰好良くもあり可愛らしい感じである。
4では一転メランコリックにバラッドを聴かせ、5もその延長線上。
サイド変わって又放送事故かいなあ~ってボソボソMCが始まるのだがこの時代はRockやFolkのLIVEはこんなボソボソMCが多かったのだ。
6はゴキゲンで軽快なブギウギ曲だが途中の井上尭之?のギターの間奏が凄まじい。
7,8はゴキゲンでフーテナニーな感じで9は情感たっぷりに歌い上げ、9は個人的当時の彼氏のベストトラックで素晴らしいのでありますが、Rockファンとしては10からのGREATSONGの怒涛のメドレー!!
若き沢田の血沸き肉躍るパワフルな歌唱はその出来がどうこうというより、この人がアイドルである前にシンガーである前にロッカーである所以を感じさせてくれる素晴らしさである。
ほぼ1枚目はカヴァー集って感じで当時やグループサウンズ時代に影響を受けた歌曲が中心の選曲である。
2枚目の1~5は彼氏流の聴かせるセクシーでドラマチックな楽曲群が続き、6が空前絶後にデンジャラスに素晴らしい、そして7から10はロックンロール・メドレー!!
3枚目の1から3も怒涛の彼氏流ドラマティック楽曲群だ!!
サイド変わって4のカヴァーが白眉である。
貼りつけた動画はこのLIVEのものではないがこういうバラッドは沢田研二特有で許せると言いますかストーンズのAngieはつまらんが沢田研二がこういう曲を歌うのは許せるし似合うと思う。「アマポーラ」はご勘弁やったけど。
5や6もリラックスした雰囲気でいよいよ最高潮に近づく感じである。
そして自分にとってストーンズのベストトラックの一つであるゴキゲンな7のカヴァーで締めくくる。
ホントはこの感動超大作をもっと細かく詳細に1曲1曲、説明したい処ではあるが時間はないうえそんな体力も持ち合わせていないのでこの辺で幕を閉じたいし俺の文才ではとてもじゃないがこの不世出のシンガーを評論出来るだけの能力がまるでないのである。
ただ一言言えるのはジュリーこと沢田研二は日本が生んだ不世出の天才シンガーって事実のみである!!
以上!!