BOB DYLAN EMPIRE BURLESQUE
1. タイト・コネクション http://www.youtube.com/watch?v=4P79EMaKnNw |
2. シーイング・リアル・ユー・アット・ラスト |
3. アイル・リメンバー・ユー |
4. クリーン・カット・キッド http://www.youtube.com/watch?v=FZ7tRfgmBvk |
5. ネバー・ゴナ・ビー・ザ・セイム・アゲイン http://www.youtube.com/watch?v=01eHcAwi0gk |
6. トラスト・ユアセルフ http://www.youtube.com/watch?v=WnhxeXr_HTs |
7. エモーショナリィ・ユアーズ http://www.youtube.com/watch?v=U1HEMPTeuLo |
8. フォーリング・フロム・ザ・スカイ http://www.youtube.com/watch?v=Ip8gBQRjC5A |
9. サムシングス・バーニング,ベイビー http://www.youtube.com/watch?v=ZV9qOiiffsQ |
10. ダーク・アイズ http://www.youtube.com/watch?v=Vx8_Lxv0TnE 1985年に発表された自身初のセルフプロデュース作品である。 こういう才人でありながらデビューして20年以上経ってようやっと自分をプロデュースする作品を仕上げると言う事は個人的憶測だが、この人はあまり自分の魅力を分かっていないのかもしれない。 丁度、2度目の来日直前の盤だったのでよく聴きこんだ覚えがあります。 スライ&ロビーやジム・ケルトナー、ロン・ウッドらを迎え、リミキサーにアーサー・ベイカーを起用して制作された部分もあり、ディランにしては珍しくストーンズばりに時流の音を意識した作りになっている。 非常に聴きごたえのある好盤であるのだが何といっても当時は1のPVの話題で持ち切りだった感がある。 ディランもショーケンもこういう人が好きなのかなあ~って思わせるくらい倍賞美津子が出演するPVはダサくもあり散漫な印象も受けますが曲自体はタイトル通りの引き締まった楽曲である。 2はディラン流ファンクソウルミュージックと言ったところか? 3は切ないせつない恋しい恋しいって手紙を変しい変しいって間違えるくらいの性少年的情熱に満ちた哀愁溢れる曲である。 4は80年代風ディラン風ロックンロールって趣が強い。 5はノラリーンっとリラックス出来る弛緩した感じ。 6はマーク・ノップラーのギター?がエッジの効いた音を出している、ロニーかもしれないけど? 7は彼氏流80年代風トーキングブルーズな感じ。 8は「見張り塔からずっと」を彷彿させるドラマティックな曲構成だ!! 9は少し諦念感の漂う独特の歌唱が心地よい。 10は創初期のジママーマンからディランに変身した時の様な原点に戻ったトーキング調の曲である。 因みにコレは前作「インフィデル」よりセールスは振るわなく一部にはどうしたの?御大って一般的に言われるスランプ状態の90年代前半のアルバム製作における暗黒時代の幕開けのように語られる事が多い盤ではあるが俺自身は、2度目の来日で感動で身震いした頃でもあり、印象深い盤だしよくよく聴いてみれば素晴らしい楽曲群が揃った佳作のように思えるのだ。 久しぶりにyoutubeに大量に動画がUPされていたので凄く嬉しくなったし、アルバムレビュー記事も久しぶりではあり、ペラペラな記事ではあるが熱量だけは自分なりにこもっているのである♪ |