Donald Fagen The Nightfly
1. Iアイ・ジーワイ |
2. グリーン・フラワー・ストリート |
3. ルビー・ベイビー |
4. 愛しのマキシン |
5. ニュー・フロンティア |
6. ナイトフライ |
7. グッドバイ・ルック |
8. 雨に歩けば 1982年に発売されたドナルド・フェイガンのおそらく、歴代のポピュラーアルバムでもジャケ買い選手権をすれば筆頭にくる名盤である。 スティーリー・ダンというスーパー・ポピュラー集合体の中心人物でもあった彼氏の初のソロアルバムで俺の感覚では当時1の曲はどこでもかかっていたし、日本でのセールスもスティーリー・ダンの「エイジャ」程でないにしてもめちゃくちゃ売れたように思います。 参加ミュージシャンもラリー・カールトン、リック・デリンジャーってあまり知らないミュージシャンだけどとにかく凄腕のミュージシャンを集合させて製作されているだけに当時の歌モノ・ポピュラーの最高峰の音を奏でています。 ウエストコーストの最高レベルの音を1980年代初頭の音に昇華したこのアルバムには称賛の声しか上がりません。 丁度、傑作「ガウチョ」を発表後、フェイガンはウォルター・ベッカーとの最強コンビを解消、すなわちスティーリー・ダンを解散させて、ある意味自分の出したい究極の音を求めてココに到達したのではないか?と見ています。 全曲、素晴らしいのですが3は「渚のボードウォーク」等で有名なドリフターズのカヴァーでフェイガンらしいCITYPOPな味付けのサウンドにしています。 俺より少し年長のお兄さん方は部屋に女性を招き入れて、このアルバムなんかをかけてムーディーに盛り上げて、女性をメロメロにさせていたんではなかろうか?? そういう妄想を働かせてしまうくらい、このジャケは素晴らしい出来だし、中の音も完成されたものである。 俺らはこの頃、必死でビートバンドとして活動していましたけど、バンドのバンマスはかなりのやり手だったのでこういう音を出したかった部分もあったと思うのだがあいにく他のメンバーが全くこういう音を出したいと思わなかったから課外授業で、こういうフュージョンっぽい音を他のバンドのヘルプで奏でていたみたいでした。 20世紀のポピュラーの歴史的名盤であると個人的には思います♪ もう出だしのキーボードの音でキマリ!!って感じのアルバムやね |