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3人のモハメドの時代、マシュー、エディー、ドワイト

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元マシュー・フランクリンことマシュー・サード・モハメド!!

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ドワイト・ブラクストンことドワイト・ムハマド・カウイ(左)、右はおそらく?クルーザー時代のイヴェンダー・ホリフィールドかな?

エディー・グレゴリーことエディ・ムスタファ・ムハマッドは残念ながら画像がなかった。


マシュー・フランクリンことマシュー・サード・モハメドなんですが正直この3人の中では一番強くないL・ヘビーの王者かもしれません。

ただ戴冠したマービン・ジョンソンとの血みどろになりながらの死闘やかえり打ちにした試合などは鮮明に印象に残っていましてL・ヘビー級の世界戦でも史上に残る名ファイトではありました。


エディ・グレゴリーことエディ・ムスタファ・ムハマドなんですが彼は攻防兼備の実力派でこの時代のL・ヘビーで一番安定していて強かったと思います。


ドワイト・ブラクストンことドワイト・ムハマド・カウイである。
3人の中で唯一ヘビーの猛者達(ジョ-ジ・フォアマン等)に挑戦した実力者でした。

1980年代初頭というのは重量級に関して言えばヘビー級はL・ホームズがWBCのタイトルを連続19度防衛して安定王者であり、又その戦い方がアリをより硬質に堅実にした形なので面白みにかけ対抗団体のWBAの王者も頼りない王者が多く、ワタシが面白いなあ~って思ったのが左フックだけの破壊力なら史上No.1とも思われるマイク・ハーキュレス・ウィーバーくらいでしたが、彼も無冠時代にホームズにKO負けしているが、統一戦をもししていればホームズもやばかったかもしれない、アリもそうでしたがクラウチングスタイルからの左フックを主武器にしているファイター(ジョー・フレーザー等)を苦手とするアウトボクシングをしていましたので。

そのあまり知られていない強豪マイク・ウィーヴァーに関してはこのブログで今後、記事として特集したいとは思う。

でこのイスラムに改宗してムハマドの名前をつけた3人なんですが、まだまだこの時代はボクシング界は英雄モハメド・アリの影響が大きくて彼ら以外でもイスラムに改宗してムハマドの名前をつける重量級は多かった時代です。

それはひとつには彼らがアリを崇拝しているのと、同時期はウェルター級を中心にスターウォーズが巻き起こっていた時代で今の時代で言うならば、人気面に置いてマニー・パッキャオ級のボクサーが4人も居た時代でまさに黄金の中量級の時代でもあったからなのだ。

ただでさえ伝統的に不人気である階級であるL・ヘビー級の上に、悲しいかな?ウェイトの差があるためヘビーのように一撃必殺で決められる決定力が不足していたのでこの3人の80年代を代表するL・ヘビーも人気者アリにあやかった部分は大きいとは思うのだ。

ただ今のL・ヘビーと単純比較は出来ませんが当時、まだ15R制でもあったのとS・ミドル級がなくクルーザー級の層の薄さも相まって耐久力はこの時代のL・ヘビーの方が遥かにあった様な気はします