気ままに気楽に

今日も息をしています

THRILL Char

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1. YOU GOT THE MUSIC
2. 闘牛士


3. 波
4. THRILL


5. MY FRIEND
6. あいつのBOOGIE
7. TOMORROW IS COMING FOR ME
8. 表参道
9. WONDERING AGAIN

1978年に発売されたチャーのサードアルバムでこの時代の彼氏の完成形とも言える極上のポップチューン満載なアルバムです。

俺より少し年長の人たちはこのアルバムで当時のサポートメンバーでB面のバックの演奏を奏でているゴダイゴ柳ジョージ矢沢永吉やこの人を歌謡Rockと称していささか嘲笑していた部分もあるようだ。

ただ俺なんかがいつも思うのは海外ではビートルズなんかもポップ過ぎてロックではない、ストーンズやフーだよとか、同じ1960年代で言えばGSのタイガースやスパイダーズなんかがPOP過ぎて同じような扱いを受けていたように思うわけだ。

それは要はメディアでの露出の多さと人気度と反比例して音楽性まで否定する狭義な感覚であり、俺なんかの世代ではThe Modsが売れすぎてベスト10番組なんかに出演が増えると、地下のアンダーグラウンドで潜っているハード・パンクやoiの連中があんなのはRockではないと批判し、Kill The Modsキャンペーンをはっていた動きなんかと相似します。

俺は音楽ってのはジャンル問わずある程度のポップさが必要だと思ってるのであまりそういう考え方や売れすぎたらRockでない、Punkではないとかって発想は好まない。

まずしっかり音を聴いてから自分の感性に合うか合わないかで判断すればいい訳で、蔑視ジャンルを勝手に作って批判はいかがなものかとは思います。

とか言いながら最近のJ・POPのレゲエもどきと10数年前のユーロビートや小室ピコピコは再評価出来ない自分がいますけどね、あーゆうのは再評価の波が来るのかな?

でこのアルバムなんですが、もちろん全体的に売れ線狙いなPOPな音でもありますが、2のタイム感や4のスリリングな演奏でフュージョンっぽい音を分かりやすくリスナーに届けている様な気はします。

大袈裟に言っちゃうとジャパニーズ歌うジェフ・ベック、Charの本領炸裂な盤でしてジャケの半裸姿も今の俺には到底、真似できないスタイルでロックンローラーとしての彼氏の演奏や歌を堪能できる好盤だとは思います♪

コレ、因みに見本盤で非売品だったみたいなんで少し値打ちのあるアナログかもね。