気ままに気楽に

今日も息をしています

KINKS BBC SESSIONS 1964➔1977

イメージ 1

ディスク:1
1. インタビュー
2. ユー・リアリー・ガット・ミー


3. インタビュー
4. キャデラック


5. オール・オブ・ザ・ナイト


6. ウェイティング・フォー・ユー
7. 陽気にやろうぜ
8. シー・マイ・フレンド
9. ディス・ストレンジ・エフェクト
10. ミルク・カウ・ブルース
11. ワンダー・ホエア・マイ・ベイビー・イズ・トゥナイト
12. エンド・オブ・ザ・デイ
13. ホエア・ハヴ・オール・ザ・グッド・タイムズ・ゴーン
14. 道化師の死
15. 夜明けまで愛して
16. ハリー・ラグ
17. グッド・ラック・チャーム
18. ウォータールー・サンセット
19. モニカ
20. デイズ
21. ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ

ディスク:2

1. 母の腕の中に
2. ホリデイ
3. とり壊し
4. ヴィクトリア


5. 新しい日がやってくる
6. マネー・トーク
7. 恋の鏡
8. セルロイドの英雄
9. 骨と皮~ドライ・ボーンズ
10. ゲット・バック・イン・ザ・ライン
11. ディド・ユー・シー・ヒズ・ネイム
12. ホエン・アイ・ターン・オフ・ザ・リヴィング・ルーム・ライツ
13. 骨と皮
14. マネー・トーク
2001年に発売されたザ・キンクスBBCライヴを収めた最終兵器の様なアルバムです。

俺がこのブログを立ち上げた時にまず考えたのが、自分が一番影響を受けたポピュラーの音を曲がりなりにも紹介して閲覧していただく人に共感を得られたらなあ~ってのがあってバンドでいくとキンクスやフーであり、ミュージシャンでいえばディランやニール・ヤングであったわけである。

しかしながらキンクス以外の3者に関しては流石にNETの世界は奥が深く俺より遥かに詳しい御仁が多数存在したのは正直驚きでしたが、このキンクスに関してはまだまだ認知度が他と比較しても足りないような気がする。

大体、クラッシュの名曲「1977」でも謳われているようにPUNK、NEWWAVEにどっぷりつかった俺や同世代の御仁の中にはビートルズストーンズはもうえーねん、FUCK OFFな存在や!って声も事実あったし俺もそんなに基本ではあるけれど熱を入れて聴いた方ではないのだ。

まあそういう前置きは置いときまして、このBBCライヴセッション集はファンからしたら当時、感涙モノのアルバムではあったのである。

4大ビートバンドのビートルズ、フーはとうにこういう音源は出ており、特にビートルズは素晴らしい大作でヤードバーズもこのBBCの音源は公式盤で確か?出たしようやっとキンクスが出た!って感覚もありました。

俺はそうでもないけどストーンズがこのBBCの音源を公式発売すればおそらくファンは狂喜乱舞するのではないのかな?

まず地球的名曲のディスク:1の2でありますがバッドチューニングだろうがなんだろうが、ヴァン・ヘイレンのカヴァーで世界的有名になったであろうがなんだろうが1964年にこの爆発力のある楽曲は見事というしかない。

LOVESONGなんだがこんなガサツで武骨なLOVESONGはポピュラー史上でも屈指であると個人的には思います。

4は元ネタの楽曲はよく知らないけれど、このガラージなカヴァーは非常に心地いいリズム感でむかーしから結構好きな曲でありました。

5はドアーズにパクられたことで有名な楽曲でありますが、70年代、80年代のLIVEでも定番の彼らの代表曲で又、Rockの一つの黄金律の雛型の様な曲のように個人的には思います。

ポカポカ陽気を思いうかべる18等の佳曲が続き、ディスク:2に移りまして4なんかは彼氏らがPUNKのゴッドファーザーたる所以であろうと思われるスピーディーでかつ勢いのある楽曲である。

8は作者、レイ・デイヴスらしい皮肉の効いた思わずニヤリとさせる楽曲である。

キンクスの書庫を設けながら大して彼らを紹介する記事を書いてこなかった自分に喝を入れつつ、今後もこのバンドの音を紹介しつつ、このブログの存在意義?を高めたいと大層なことを考えておりますがこのアルバムが発売された当時は心の中で小躍りして毎日聴いておりました。

そして店にいた時に常連の小学生の小さなキンクスファンの男の子が嬉しそうな顔をして、このアルバムを購入していった姿が未だに忘れられなかったりしてほっこりするのである♪