気ままに気楽に

今日も息をしています

MODERN JAZZ BEST COLLECTION

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SIDE-A
①ラウンド・ミッドナイト




②テイク・ファイヴ




③モンクス・ドリーム


④ウォーター・メロン・マン

SIDE-B
①ウォーキン

②サイドワインダー

③フォーバス知事の寓話

久々にJAZZアルバムの記事です。

コレは便宜上1967年録音のB-2が一番年代が新しい楽曲なので1960年代洋楽の書庫にしていますけど発売は1970年代?かもしれません。

いわゆるCBSソニーが企画して販売しているジャズ・スタンダードのオムニバス盤であり、ココに収録されている曲は俺も含めてJAZZファンでない方でも広く認知されている楽曲ばかりだからである。

CD化はされておらず似たような感じの選曲のブツはありますがこのジャケで収録曲が同じものは現在ありません。

といってもそんなに希少価値のあるアナログでもないと思う。

70年代や80年代はこういう編集盤が乱発された時代でこの手のアナログはよくレコード店でも見かけた記憶があるからだ。

世の中にゴマンと存在しているCD化されていない編集盤の一つとして捉えたい。

ちょっと例えは違うけどジミ・ヘンドリクスの「ヘンドリクス・ウェスト」っていうジミの編集盤の中でも最高峰の一つである編集盤が昨年、めでたく完全CD化したのとは趣が違うわけである。

とはいっても、帝王マイルスのA-①や誰でも耳にした事のある超有名曲デイヴ・ブルーベックの②、セロニアス・モンクの異才ぶりが発揮される③、ハービー・マンのハービー・ハンコック作の④はどれも圧巻の演奏でウーンと唸るしかないのである。

裏返してSIDE-BのJ,J,ジョンソンのマイルスでお馴染なナンバーがグルーヴィーに展開し、②のアートファーマーの見事なペットが楽しめるリー・モーガンの楽曲、③のチャーリー・ミンガス公民権運動の中で猛烈にアフリカンから嫌われた当時のアーカンソー州知事を皮肉った風刺の効いたパンチのある楽曲など、聴きごたえのある楽曲ばかりではあります。

個人的にはこういうナイスジャケな編集盤は復刻CD化して欲しいとは思いますね♪