気ままに気楽に

今日も息をしています

OTIS REDDING     THE DOCK OF THE BAY

イメージ 1

1. ドック・オブ・ベイ

2. 最後のおまえ
3. レット・ミー・カム・オン・ホーム
4. オープン・ザ・ドアー
5. ドント・メス・ウィズ・キューピッド
6. グローリー・オブ・ラブ
7. アイム・カミン・ホーム
8. トランプ
9. ハックル・バック
10. 誰も知らない
11. オール・マン・トラブル


このアルバムは不世出の神が宿りしVoを持った男、オーティスの死後発表されたポピュラーの金字塔の様なアルバムである。

1968年に発表された通算8枚目のアルバムである。

よく1の曲の歌詞内容を聴くに付け、今までの自分が歌ってきた愛や恋の激しい、狂おしい歌やトラディショーナル、ノベルティーを除くと人生を深く探求したかの様なこの歌唱の曲はよく昔から言われている事ですが、既に自分の死を予期していたのでは?と言われています。

1967年121月10日にウィスコンシン州マディスンで2回のステージが予定されている中、本人が乗った自家用機がエンジンの故障により墜落し、この若き才能溢れる偉大なシンガーは26歳3ヶ月という短い生涯に終焉を告げるのであった。

俺が高校時代にそこそこ当時詳しかった?友人によると彼は喉頭がんに侵されておりその絶望の元、1の曲を作ったらしいのだが今思えばホンマかいな?って気もするし、単なる偶然の様な気もするが何故か?1の曲を聴くたびに涙腺が緩むのはやはりこの歌唱が神懸っている証左である。

この画像のCDのライナーの筆者はコレは1988年に執筆している音楽評論家?みたいだが彼が67年に絶命して21年も我々ソウルファンを納得させている事は神の正しき判断であったと馬鹿な考えを述べているが、俺は中年になって老年になってもシェイクし続ける彼氏の姿を観たかった一人だけにそんな与太話には賛同しない。

全曲、俺なんかが解説なぞしても陳腐になるだけなのでまずは手にとって聴いていただきたいって感じのアルバムなんですが、個人的には1とラストが白眉の誰しもが納得する彼氏の悲しいラストアルバムです。