気ままに気楽に

今日も息をしています

The Best of WOODSTOCK

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1. アイ・ハド・ア・ドリーム

2. ゴーイング・アップ・ザ・カントリー
3. 自由

4. アイム・フィクション・トゥ・ダイ・ラグ
5. ジョー・ヒル

6. 木の舟

7. 俺達はしないよ
8. 心の友
9. ソウル・サクリファイス
10. ボランティアーズ
11. アイム・ゴーイン・ホーム
12. アメリカ国家 / 紫のけむり

この1969年に行われた歴史的イヴェント、WOODSTOCKのベストは1994年に発売されました。

この年はWOODSTOCK生誕25周年記念ということで第2回WOODSTOCKが開催されたこともあり、このイヴェントが又見直された時期であったように記憶します。

この後、5年後の1999年に30周年記念で第3回WOODSTOCKが開催されましたけど、個人的にはそのイヴェントは当時WOWOWで完全中継放送をしていてVHSで何本も映像を記録して、DVD化した映像を持っています。

俺が個人的に感じるのは世間一般を巻きこんだポピュラーのイヴェントは1969年のこのWOODSTOCK、1985年のLIVE AIDの二つの様に思うわけだ。

今、果たしてそういう二つのようなイヴェントをしてどれだけ盛り上がるだろうか?甚だ疑問ではありますが日本でもこのイヴェントをモデルにしたFUJI ROCK FESなんてのがありますけれど主宰者たちには大いに頑張って継続して欲しいモノです。

もう音楽不況で音源が切り売りされる中で個人的に思うのが、生のLIVEを聴く、体感する醍醐味ってのは今も昔も変わりがないと思うのでそのあたりを生き物としての音楽を今の若者にどう訴求していくかが今後の音楽ビジネスのPOINTの様な気もする。

コレは必ずしもいいアルバムとは言えません。

ただ俺なんか実体験したリアルタイム世代でない人間からしたら映画は少々、冗長に感じるし完全版のアルバムもあるのでしょうがお手軽にWOODSTOCKの熱さを感じるにはおあつらえむきの盤の様な気はします。

1のジョン・B・セバスチャンのメロウな楽曲で始まり、3のこのアルバムでもこのイヴェントでも白眉なパフォーマンスのリッチー・ヘイヴンスの熱演というか激演、5のジョーン・バエズのたおやかなパフォーマンス、6のCSN&Yのコーラスワーク、7のザ・フーの破壊力満点な演奏、8のジョー・コッカーの魂ほとばしる激唱、9のカルロス・サンタナの驚愕プレイ、10のこの時代のイコンとも言えるグレース・スリックの熱唱、11の衝撃的なテン・イヤーズ・アフター、12は1960年代後半を象徴する最高峰ミュージシャン、ジミ・ヘンドリクスの熱演で幕を閉じる。

確かに曲目は少ないしはしょりすぎな盤ではありますけれど、コレからポピュラー音楽のほぼ雛型が出尽くした1969年のこの歴史的イヴェントを体感したい若者や、WOODSTOCK世代は今一度あの熱い時代に戻り、俺達後追い世代はこのイヴェントの凄まじさを改めて実感するには絶好の盤であると個人的には思う。

FREEDOMって言葉、英語で一番好きな言葉の一つなんだよね♪