気ままに気楽に

今日も息をしています

MC5 LIVE IN DETROIT 68/69

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久々の音楽レビュー記事である。
今、職場で欠員が二人居て(一人は病気で倒れている)上に労働時間が12時間を超えるハードな日や、休みの予定を皆でカヴァーしなくてはいけないので潰れたりして働いている状態で、はっきり言ってNETやBLOGどころでない日々も多い。
ですから残念ながら長時間PCを凝視するような、懇意にさせて頂いているブログ仲間のクイズとかは参加できない状態であるのは非常に申し訳なく思う。
おそらく当分、又国家資格試験の期日も近づいたりしたらBLOG自体、一時期休止するかもしれませんが一つ宜しくお願いします。

1. イントロ
2. カム・トゥゲザー


3. アイ・ウォント・ユー
4. アイ・ビリーヴ
5. カム・オン・ダウン
6. マンズ・マンズ・ワールド


7. ルッキング・アット・ユー



8. ファイアー・オブ・ラヴ

よく1970年代のPUNKの源流として挙げられるのが英国であればフーやキンクスであったり米国ではドアーズやイギー・ポップなんていうのが筆頭株に挙げられますが、俺は彼氏らは源流でありHINTにもなり、又Punks達から尊敬も受け影響力もかなり直接的に大であったと考える。

ただこのMC5の場合はそういういわゆるPUNKのゴッドファーザー的な位置にあるバンドではなくこのLIVE当時1968~1969のPUNKそのものであったという認識だ。

このCD自体は伝説化されている彼らのブートライブ音源を正式にビクターが2001年に発売した盤ではあるが当時、スキモノは狂気乱舞したモノと思われる。

俺もその中の一人ではあった。モーターシティー5といえばキック・アウト・ジャムズだろ!って声もあるがこの生々しいデトロイトでのLIVEの不穏なヤバい雰囲気とか怪奇性と言うのはこういう盤でしか味わえない部分ではある。

正直、元の音源がズタボロの様なので音質は期待できないが、当時の熱気は感じとることが出来る。

そして俺は、別に強制するわけでもないんだけど70年代のPUNKに嵌った連中に実は60年代後半からPUNKは存在しており、このMC5を聴かずしてPUNK好きと語らないで欲しいって暴言を吐きたいくらいだ。

白人のバンドでありながら極左翼グループ、ブラックパンサーに傾倒していたなどかなり過激な部分があったので中央音楽マスコミからは無視されていた部分も多いかも知れないが、俺がもし60年代後半にティーンであれば反戦フォークやこういうのに間違いなく飛びついて聴きまくっていただろうなあ~って妄想する。

ココでしか聴けない2のビートルズ・カヴァーや6のジェイムズ・ブラウンのカヴァーは音楽史的にも貴重と言わざるを得ないのである。

先日、久しぶりに通勤途上のクルマの中で聴いたのだがあらためてブッ飛ばされた名LIVEである。

貼りつけた動画はそれぞれこのLIVEのモノではありませんが充分、迫力が伝わる映像に音である。