気ままに気楽に

今日も息をしています

QUATRO-SUZI QUATRO

イメージ 1

1. ワイルド・ワン



2. キープ・ア・ノッキン
3. トゥ・ビッグ
4. クロンダイク・ケイト
5. サベージ・シルク
6. ムーヴ・イット
7. 旅立てジャック
8. トラブル
9. キャット・サイズ
10. ショット・オブ・リズム・アンド・ブルース
11. フライデイ
12. 悪魔とドライヴ



1974年に発表されたスージー・クアトロのセカンドアルバムである。

俺らと同世代か少し上の世代の男たちの熱く股間を刺激した女性ミュージシャンであろう。

1970年代半ばと言えばまだそんなにこういう力強い女性ヴォーカルのRockって少なかったし、この人もジェファースンのグレース・スリック等から影響を受けて60年代から活動していたようだが、最初期はフォーキーな作品を出したりして、泣かず飛ばずだったのでこういうギンギラギンの当時のグラム・ロック風なノイジーサウンドに挑戦し、本国USAでセールスは振るわなかったが、UKやオーストラリア、日本で一定量の成功を収めるに至るのである。

Bassを弾きながらのヴォーカルなんてのはもろにシェリル・クロウなんかは影響受けまくりだし、イロモノ的に当時はみられていたかもしれないけど女性ロッカーの始祖に近い存在としてランナウェイズとともに、ポピュラー史における重要人物だと自分は考えます。

収録曲の全てがハードでエッジの効いたR&Rのオリジナルやカヴァーが満載でありますが、シーナ&ロケッツなんかも相当、影響を受けたであろうナンバーもありニヤリとさせられるのである。

1の曲はこの人を知らない世代でも「ビートたけしお笑いウルトラクイズ」でお馴染のナンバーで軽快なR&Rで若者認知度(っても30代以上だけど)、ドゥービーズのチャイナ・グローヴ並の浸透度であろう。

久々のアルバムレビュー記事ですがやはり、性春のほとばしりが感じられる彼女のシャウトにはいつ聴いてもKOさせられる自分が居ます。

ジャンプスーツのギンギラギンにBassって言えば、クアトロ!!って印象が強くあるもんなー!!

ところでこの国内盤のライナーの解説に週刊プレイボーイ平凡パンチ(・o・)の編集者がML誌の星加るみ子に混じってあるのが時代というか、この人の立ち位置を示していてよかったな