EAGLES Hotel California
1. ホテル・カリフォルニア. 06:30 |
2. ニュー・キッド・イン・タウン. 05:04 |
3. 駆け足の人生. 04:46 |
4. 時は流れて. 04:56 |
5. 時は流れて (リプライズ). 01:23 |
6. 暗黙の日々. 04:10 |
7. お前を夢みて. 03:58 |
8. 素晴らしい愛をもう一度. 05:11 |
9. ラスト・リゾート. 07:29 |
1976年に発売された歴史的名盤であり、いわゆるポピュラー黄金時代に性春を贈れなかった世代にとっては家に必ず1枚といいいますかピンクレディーのシングルか、BCRか、コレは必ずあったと記憶します。
1976年というのは自分にとっても色んな象徴的な年でありまして、アメリカ建国200周年ってことで盛大に属国日本なんかも盛り上がっていたような印象があります。
今はもう親交がありませんが当時の親友が誕生日が7月4日だったりして俺はアメリカ独立記念日と同じ日に生まれたんや~って自慢していたのが印象的でした。
当時の米国大統領のカーターだったかしら?も来日したりして親米の国にとってはホント記念の年で米国に最も暗い影を落としたベトナム戦争も終結?で新しい米国の時代が始まるんだって言う時代の息吹が感じられた。
でこのアルバムなんですがもう1の曲に尽きるでしょう。
この曲自体、不思議な曲で歌詞内容がようこそホテルカリフォルニアへ、~いつでもチェックアウトできますがココから離れる事は出来ませんよってなんか意味深でいわゆる幽霊ホテルなんじゃねーの?って勘ぐられたりする内容である。
丁度、この時期日本のドラマで丹波哲郎が主演の「Gメン 75」なんかのストーリーでエンディングに窓に女の幽霊が映っていたというエピソードで鳥肌が立った記憶なんかと相まってこのアルバムジャケにも幽霊が映っていると噂になったもんでした。
個人的にはこのアルバムとザ・バンドのラストワルツにおいて1960年代的なポピュラーの事象は完全終焉して新たな時代に突入したと考えています。
20数年前に俺と同年代の今で言う人気グラビアアイドルが関西深夜の音楽番組(スライダーズやキヨシローなんかもゲストで出ていたかな?)にゲストで出た時にあなたの思い出の1曲は?ってコーナーでこの曲を挙げていました。当時、国際電話で友人がカリフォルニアから電話機ごしに今アメリカで一番流行っているのがこの曲なのよと聴かされて感動したそうだ。クーえー恰好しやがってーお嬢さんやのうー俺なんか、毎日ボンクラーンで悪さばっかりしてて先生に怒られまくっていたで~って確か?中村泰士(作曲家)と佐川満がホスト役で司会をしていたと記憶しますがそういう洒落た番組は今のTVには皆無です。
因みにタイトル曲より2の曲が好きな自分が居ますが、1970年代と言えばこのアルバムで実売でメチャクチャ日本でも売れた筈です、一時期中古市場にコレとZepの4枚目はダブりでどこにでもありましたからね♪