気ままに気楽に

今日も息をしています

DEADMAN WALKING

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1. デッド・マン・ウォーキン(ブルース・スプリングスティーン)
 
 
 
 
 
2. イン・ユア・マインド(ジョニー・キャッシュ)
 
 
3. ウーマン・オン・ザ・ティア(アイル・シー・ユー・スルー)(スザンヌ・ヴェガ)  
4. プロミス(ライル・ラヴェット)  
5. ザ・フェイス・オブ・ラヴ(ヌスラット・フェテ・アリ・ハーン・ウィズ・エディ・ヴェダー)  
6. ザ・フォール・オブ・トロイ(トム・ウェイツ)  
7. クオリティ・オブ・マーシー(ミッシェル・ショックト)
8. デッド・マン・ウォーキング(ア・ドリーム・ライク・ディス)(メアリー・チェイピン・カーペンター)
9. ウォーク・アウェイ(トム・ウェイツ)  
10. エリス・ユニット・ワン(スティーヴ・アール)
11. ウォーキン・ブラインド(パティ・スミス)
 
 
12. ザ・ロング・ロード(エディ・ヴェダー・ウィズ・ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン)

 


1995年に公開、日本では96年だったかに公開された映画「デッドマンウォーキング」は今もって深ーく深ーく考えさせられる映画ではあった。
 
監督のティム・ロビンスは死刑反対論者であり、実際はよくわからないけどこの映画に主演したショーン・ペンスーザン・サランドンもいわゆる華美なハリウッドとは距離を置いているリベラルないわゆるマーロン・ブランドジェーン・フォンダ直系の分かっている俳優なので似たようなものだと思う。
 
このサントラも当時よく聴きました。
 
ブルース・スプリングスティーンの1990年代やパティ・スミスなんてのは俺にとってミッシングリンクな部分があってほとんど耳にした事がなかったのであるが俺が知らないだけでイイ楽曲を創作していたのだろうなと想起させるし今後の収穫課題にはしていきたいとは思う。
 
2曲目で大御大ジョニー・キャシュの歌唱が拝めるのがこのOSTの凄い処でもあるのだが、この辺りは監督のティム・ロビンス、ペン、サランドンのこの映画にかける熱意が通じた結果の客演だったであろうと勝手に妄想。
 
動画は貼りつけていませんが、トム・ウェイツの楽曲も作品のテーマにあっていてドヨーンとした独特の重い響きがあります。
 
個人的には俺も死刑反対論者です。この映画の様にほぼ何の理由もなく身内の娘を殺人鬼に殺害された人達にとっては憤りの念しかありませんが、国体が凶悪犯を法の元に殺してしまうのではなく終身刑で一生、塀の外にではなく中できつーい強制労働を科していかさず殺さずすればイイと単純に思う。
 
ソレか仇討制度復活だな、でもこれはあまりにも前時代的すぎるし危険だわな。
 
ラストの曲に何かこの救いのあまりない映画の希望みたいなものが感じられます。
 
この曲を聴いて、改めて当時新世代のパールジャムのリーダー、エディ・ヴェダーを信用出来たし素晴らしいミュージシャンであると認識した。
 
名画「ショーシャンクの空に」もイイ映画でしたが少し出来過ぎ感があって俺はこの映画の方が好きで当時のティム・ロビンスってホントに真の才人だと思ったものだ。