心に残る名曲第20弾 泉谷しげる/人生をこえて
俺は自分のブログの記事ジャンルに泉谷しげるを設けるほどこの人が好き。
最近の20数年の音はほぼ聴いていませんが、その音楽活動はぶれる処がなく、そういう意味では邦楽ミュージシャンとしては突出した存在の一つです。
又、最近RCのドラマーが参加して復活した憂歌団と同じくLIVEのMCがダントツに面白い。
悪いけど、、、、、、芸人のべしゃりが大したことないのより数段、面白い、ソレは憂歌団と相通じるものがあり、お約束のプロレスなんですが聴衆とのやりとりも丁々発止で毎回、面白い、今もおそらく両者ともに面白いだろうな。
この人を聴きだしたのは中高の頃で、存在自体と春夏秋冬なんかのメガHIT曲は知っていたけどソレ以外は知らずで「80のバラッド」や1980年代に入っての石井聡吾監督の一連の反逆ムーヴィーで無類の存在感とPOWARを見せつけてくれました。
又、90年代初め頃神戸のメリケン波止場の広場にてフリーLIVEをやった際、前座がお笑いの太平かつみが当時、漫才をしていて(相方忘れた)、、、、、全く面白くなくヤジを飛ばされていて、この人が登場(確かバンドはルーザーだと思う?)した時に俺たちはリハから観ていたんだけど、サウンドチェックにびっこ牽きながら怒鳴っている黒い小さいおっさん誰や?って泉谷その人だったんだけどステージに上がったらまるで雰囲気が変わり、後光がさしていました。あーいうーのがいわゆるオーラってのだろうなってホント感じた。
この曲は自分が後追いで泉谷を聴きだしてファーストの中でも一番心に残った名曲です、ある種人生そのものと言えるかもしれません。
この人のなんだこのやろー!!って精神はいつまでも年月が経ようが不変だろうしこういう稀有な存在と同時代を生きてこれたって事を素直に感謝したい。