今週のボブ・ディラン When The Night Comes Falling From The Sky
ボブ・ディランという人は不思議な人だ。
先週のベストヒットUSAで小林克也が言っていたけど、売上枚数やらLIVEの動員数なんかは俺が勝手に極私的に考えているポピュラー音楽のなかでも別格のビートルズやストーンズに全然及ばないのであるが、、、、、こと影響力とジョージ・ハリスンの言葉を借りていたけど、人類が後500年存続してもビートルズは残っているだろうけど、、、、、ディランはもっと残っている可能性が高い、そのくらい世界中で大きな存在であるそうだ。
俺はNHKがむかーし未だ面白い音楽番組を提供していた頃、不滅のミュージックシーンという番組で確か司会が財津和夫でアシスタントが岡部まりで毎回ゲストを呼ぶ番組があったんだけれど、その番組でエルヴィス、ビートルズ、ストーンズ、ディランを紹介していて、この4者に関してはポピュラー(ギター中心)における基本である!!という概念がある。
だからこの曲なんかでも歌詞内容は正直よく分からない??散文詩の天才だと勝手に理解しているんだけれど観念的な言葉を聴き手に自由に具象化させて如何ような解釈にも出来るってのがこの人の歌詞における基本ラインかな?ってのは常に感じるわけだ。
とは言っても聴き始めはLike a Rolling Stoneかあ~、、、、、Stonesのようになりたかったんかなあー?と馬鹿な解釈をしていた馬鹿高校生でありましたよ
まあ何はともあれ1980年代半ば?ってどのポピュラージャイアンツも厳しい、面白くない時代ではあったけれどエンパイアー・バーレスクに収録されているこの曲を聴いても今現在の新作を聴いてもいささかも創作意欲が落ちないニール・ヤングとこの人はその別格の現役感にいつも驚愕するわけだ!!
今のLIVEでこれだけのフックを期待するのは難しいけれど存在自体が別格なのでノー問題なんよね♪